エア・インディア (AI)のファーストクラス ロンドン(LHR)線が復活します

2023年3月現在、エア・インディア(AI)のファーストクラス路線は存在します。
ニューデリー(DEL) – ニューヨーク(JFK)線です。
スターアライアンス各メンバーのマイレージで予約もできますが、自分はちょっと怖くて乗れません。
更にAIは、2023年5月よりDELからロンドン・ヒースロー空港(LHR)の路線にファーストクラスが復活することを発表しました。
ちょっと氣になったので調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
AIのファーストクラス機材
AIのファーストクラスは現在、ボーイング B777機材が導入されています。
AIは2023年3月現在、12機のB777-300ERと8機のB777-200LRを運航していますが、以前エティハド航空(EY)が運航していたB777-300ER機材が、AIへ移るようです。
AIのLHR線のフライトはすべてB787-8ドリームライナー機ですが、5月からニューデリー(DEL)路線でファーストクラス付きのB777機を毎日運航し、B787機の補助運航を維持する計画だそうです。
AIの777-300ER機材のファーストクラススイートはわずか4席ですが、B777-200LR型機では8席となっています。
いずれも1-2-1の配置で(ビジネスクラスは2-3-2)、パジャマなど特別なアメニティが用意されています。
AIが今後導入する元EYのB777-300ER機材では、ファーストクラスは再び8席となる予定です。
AIのB777機材は、2024年までに新しいプレミアムエコノミークラス付きの機材に改修される予定です。
AIはまた、ロンドン・ガトウィック(LGW)からアーメダバード(AMD)、アムリトサル(ATQ)、コチ(COK)、ゴア(GOI)への4つの新しい路線を開始し、各路線を週3回運航します。
LGW線の4つの新路線は、それぞれボーイング B787-8ドリームライナーで運航される予定です。
LHRからは週5便を追加し、DEL線を週14便から17便に、ムンバイ(BOM)線を週12便から14便に増便されました。
運営会社がタタ財閥に変わり、顧客サービス、新機材、ブランド全体への大幅な投資により、イギリスからインドへの主要路線で市場シェアを拡大し、インドを訪れるビジネス・レジャー旅行者の増加を促進する狙いです。
AIはバーミンガム(BHX)からアムリトサル(ATQ)とDELへも各路線で週3回就航しています。
AIの大人買い
AIは最近、エアバス社とボーイング社に合計470機という過去最大の確定発注を行い、2023年後半から納入を開始するなど、大きな変革に乗り出しています。
今回の新機材の発注は、AIが2022年後半にリースした36機のナローボディ機およびワイドボディ機に加えて、すでに同社の航空機に導入されているものです。
また、B787-8型機27機とB777-300ER機全13機からなるレガシーワイドボディ機の全面改修プロジェクトに4億ドル以上を投じており、既存の客室内装を全面的に見直す予定です。
AIは、470機の新機材の確定発注の一環として、40機のエアバス A350と210機のA320/A321neの合計250機のエアバス機と、190機のボーイング B737 MAX、20機のボーイング B787ドリームライナー、10機のボーイング B777Xの合計220機のボーイング機を選定しています。
もともとアエロフロート・ロシア航空(SU)向けだったA350の最初の6機は、2023年末までに到着する予定です。
まとめ
AIの運営会社が変わり、いよいよ本氣を出してきました。
LHR線のファーストクラス特典の空きを調べてみましたが残念ながら出て来ず。
そのうち少しずつ出てくるようになるのかもしれませんが、インド人が考えるファーストクラスサービスはどのようなものか、怖いもの見たさで一度乗ってみたいなと思います。
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