航空会社は国有化されるのか?

航空会社は国有化されるのか?

航空業界は大変な苦境に陥っていて、各国政府の支援なしには立ち行かないような状況になっています。
 
その国の政府が支援する形は様々ですが、日本では日本航空(JL)と全日空(NH)が支援を要請しています。
 
アメリカのように、既に補助金や融資を決定している場合や、航空会社を国有化する場合もあります。
 
今後、政府の支援が大きくなるとともに国有化の流れが進むのでしょうか?
 
国有化が進むとどういうことになるのでしょうか?
 
少し考えてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

国有化が進んでいる

航空会社を国有化する動きが世界的に拡大しています。
 
既にイタリアではアリタリア航空(AZ)の完全国有化を正式表明しました。

6月から新体制で経営再建を行っていきます。


個人的には、国有化された後のAZがスカイチームのメンバーシップを更新するのか、とても氣になっています・・・。
 
スカイチームに残るというのであれば、2021年以降スカイチーム修行も始めようかと思っています。
 
またポルトガルのTAPポルトガル航空(TP)やフランスのエールフランス航空(AF)についても、各国政府が「必要があれば国有化」という発言をしています。
 
この流れはヨーロッパだけではなく、アジアでも出てきています。

国有化されるとどうなるのか?

世界には、2つのライバル航空会社が常に競ってより良いサービスを展開する競争を行っている国がいくつもあります。
 
イギリス然り、韓国然り、台湾然り。
 
そして日本もそうです。
 
仮に、2社のうち1社のみに政府の支援が入る、または国有化がされ、大きな航空会社が1つだけとなってしまった場合にはどんなことが起こるのでしょうか。
 
残った1社は国営企業、もしくは実質国営の企業となり、政府の支援を受けながら事業が行われることになり、当然ながら競争がなくなります。
 
競争がなくなれば、会社の体質に緩みが生じ、改善を行う余地が少なくなり、運賃が上がり、氣軽に旅ができなくなるでしょう。
 
それは、歴史が示すところでもあります。
 
自分は、そんなことは望んでいません。
 
中にはカタール航空(QR)のように国営企業でありながら常に改善を続けている航空会社もありますが、それはやはりエミレーツ航空(EK)、エティハド航空(EY)といった強力なライバルが近くに存在するからです。
 
イギリスではヴァージン・アトランティック航空(VS)が常にサービスやシートの改善を行っているからこそブリティッシュ・エアウェイズ(BA)もそれに遅れて改善を行わざるを得ないようになっています。
 
VSのA350機材のUpper Class Suiteがあるからこそ、BAも従来の(ちょっとイマイチな)ビジネスクラスシートを改善しClub Suiteが生まれたと言っても過言ではないでしょう。
 
旅を楽しむためには、ライバル・競争が必要なんだと思っています。

まとめ

政府が支援するようになって(国有化されて)より旅がしやすくなるのであれば別ですが、そうでなければ政府が支援するにしても2社どちらにも支援を行い、「金は出して口は出さない」姿勢を貫いてほしいなと思います。
 
そして各社がこれまで以上に良いサービスを競い合い、自分も含めたユーザーが、「ファン」の航空会社を応援する形で搭乗を続ける。
 
それが、自分の望むところです。

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