Aviosの新しい提携航空会社

スカイチームに加盟しているガルーダ・インドネシア航空(GA)ですが、Aviosの「獲得」と「利用」が可能な提携航空会社となりました。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のアジア便が少ない中、Aviosを使ってジャカルタやバリ、さらにはアジアやオーストラリア各地へ行く新たな選択肢が生まれました。
ただし、ヨーロッパ発の対象便はアムステルダム(AMS)発のみです。
GAでAviosを獲得・利用
ガルーダ・インドネシア航空(GA)は現在、カタール航空のプリビレッジクラブと提携しています。
重要な点として、BAではガルーダの特典航空券を予約できず、またGAの有償フライトをBAに加算することもできません。
すべての手続きはカタール航空(QR)のマイレージプログラム経由で行う必要があります。
Aviosを利用するには、QRのアカウントを開設し、BAとリンクさせる必要があります。
特典予約の際、AviosをQRのアカウントに移行する必要はなく、リンク済みのBAアカウントから自動的に引き落とされます。
一点注意すべきなのは、Aviosを利用できるのは自分自身のBAアカウントのみで、世帯アカウントのメンバーのAviosを使うことはできません。
そのため、必要なAviosを個人で確保しておく必要があります。
GAの主な就航地
GAは、国内37都市に加え、以下の都市に就航しています。
– アムステルダム(AMS)
– ドーハ(DOH)、メディナ(MED)、ジェッダ(JED)
– バンコク(BKK)、広州(CAN)、香港(HKG)、クアラルンプール(KUL)、ソウル(ICN)、上海(PVG)、シンガポール(SIN)、東京(HND)
– メルボルン(MEL)、シドニー(SYD)
GA特典航空券の必要Avios数
QRの提携航空会社向けAvios特典チャートによると、アムステルダム(AMS) – ジャカルタ(CGK)間の必要Avios数は
– エコノミー : 片道51,500 Avios
– ビジネス : 片道154,500 Avios
バリ(DPS)などへ乗り継ぐ場合、それぞれの区間を個別に計算する必要があります。
合計の飛行距離を算出して適用する方式ではありません。
GAの有償フライトでAviosを獲得
GAの有償フライトでもAviosを獲得できます。
QRに加算する場合、獲得マイル数は搭乗距離の割合で決まります。
まとめ
この提携は予想外でしたが、ある意味魅力的なものです。
QRの特典チャートには一応、ファーストクラスの必要Avios数が記載されています。
ということは、理論的にはAviosでGAファーストクラスに搭乗できるということ。
果たして本当に予約ができるのか、注目していこうと思います。
詳しくは、QRのパートナーページで確認できます。