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アリタリア航空(AZ)の上級会員資格取得を考える

アリタリア航空(AZ)の上級会員資格取得を考える

常に経営危機が囁かれ、いつ「潰れた」というニュースを聞いても驚かないアリタリア航空(AZ)のマイレージプログラム「Mille Miglia」。
 
ふとしたきっかけでAZ上級会員資格について考える機会があったので、少し紹介したいと思います。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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AZ上級会員について

AZの上級会員についてですが、上級会員達成の条件についてはこちらの記事をご覧ください。

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各航空会社別・上級会員資格のまとめ(スカイチーム)

各航空会社別・上級会員資格のまとめ(スカイチーム)

公式サイトの説明は、こちらです。
 
https://www.alitalia.com/ja_jp/millemiglia/exclusive-club/advantages.html
 
例えば、AZ最上級会員「クラブ フレッチャ アラータ プラス」になるために必要なマイレージ数は80,000マイルまたは90区間搭乗なのですが、90区間を達成するのはなかなか大変なのでマイレージ数で達成した方が良さそうです。
 
最上級会員の主な特典ですが、
 
提携航空会社を含むフライトで75%のボーナスマイル
・余ったステータスマイルの翌年繰越
・スカイチームエリートプラスステータスである「クラブ フレッチャ アラータ」を誰か1人にプレゼント
 
といったものがあります。
 
スカイチームといえばデルタ航空(DL)のクレジットカードを利用してJPY1,500,000分決済すればDLゴールドメダリオン(スカイチームエリートプラス)になれるのでこれが一番簡単だと思いますが、AZの特典を見るとAZもよいかな、と思ってしまいますね。
 
ちなみに、日本からローマ(FCO)へのビジネスクラス往復はJPY530,000くらいします^^;
 
期間限定ですが、スカイチームのアエロメヒコ航空(AM)のビジネスクラスで成田(NRT)からサンチアゴ(SCL)の往復がJPY160,000台で販売されています。
 
だいぶ安い料金ですが、これで獲得できるマイレージは34,766マイル。
 
マイレージ獲得単価が、JPY5を切るようになります。
(こういったお得な運賃の路線を提供するサービスを行っています)
 
ですが更に突き詰めていくと、
 
・ある区間を2往復するだけでAZ最上級会員(最低マイレージ単価 : JPY4.6)
  
という路線を見つけてしまいました。
 
その路線と予約の方法は、近日開催するエティハド航空(EY)徹底攻略セミナーの中でお伝えしたいと思います。

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エティハド航空(EY)徹底攻略セミナーのご案内

エティハド航空(EY)徹底攻略セミナーのご案内

AZマイレージの使い道は・・・

なお、貯まったマイレージの使い道は殆どない、と思った方が良いでしょう^^;
 
唯一使えるとしたら、
 
・日本からアフリカへAZ含むスカイチームのフライトでビジネスクラス片道120,000マイル
 
か、
 
・AZフライトで羽田(HND)からローマ(FCO)かミラノ(MXP)へ行くビジネスクラス往復が120,000マイル
 
というところくらいでしょうか。
 
一応AZマイレージは実質無期限(24ヶ月の間に1マイルでも変動があればさらに24ヶ月延長)なので、のんびり貯めることはできますが・・・。

AZはNHとも提携している

AZは2018年、全日空(NH)との独自提携を開始しました。
 
これにより、AZマイレージで国内線を含むNHフライトがマイレージで予約できるようになった訳ですが、こちらも変わらず必要マイレージ数がとても多いので(NH国内線片道が24,000マイル!)無視で良いでしょう^^;
 
なお、NHフライトの予約は電話でのみ受け付けられています。
 
また、AZ上級会員(フレッチャ・アラータ以上)はNHのANAラウンジを利用できますが、以下の路線のAZコードシェア便を利用する場合に限りラウンジに入ることができます。
 
成田(NRT) – 新千歳(CTS)
成田(NRT) – 伊丹(ITM)
成田(NRT) – 福岡(FUK)
成田(NRT) – 名古屋(NGO)
成田(NRT) – 沖縄(OKA)
成田(NRT) – 仙台(SDJ)
 
各ラウンジを利用できます。

まとめ

AZは機材も古く、サービスもあまり期待できないことからあまり乗りたくない航空会社ではありますが、この魅力的なマイレージプログラムを見ると、ちょっと検討してみようかな、と思ってしまいますね。
 
年4回アップグレード無料とか、スカイチームエリートプラスの資格を誰か一人にあげられるとか、他のスカイチームメンバーではなかなか考えられないことです。
 
というか、こんな緩いことをしているから経営難になっているのではないか、という氣もしないでもないですが・・・^^;
 
経営破綻と常に隣り合わせの危険極まりないチャレンジかもしれませんが、AZ修行をすれば長年の懸案だったスカイチーム上級会員問題も一氣に解決か?!

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