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ジェットブルー航空(B6)の新しいビジネスクラスシート。全日空(NH)や日本航空(JL)の国内線への導入可能性は?

ジェットブルー航空(B6)の新しいビジネスクラスシート。全日空(NH)や日本航空(JL)の国内線への導入可能性は?

アメリカの中堅航空会社・ジェットブルー航空(B6)は、新しいエアバスA321LRビジネスクラスシートを発表しました。
 
なかなか乗る機会はないと思いますが、とても素敵なデザインだったので紹介したいと思います。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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B6について

ジェットブルー航空(B6)はアメリカの航空会社で、アメリカの国内線に加え、メキシコ、カリブ海諸国、南米北部への国際線を運航しています。
 
マイレージプログラムはTrueBlueといって、
 
・ハワイアン航空(HA)
・エミレーツ航空(EK)
・南アフリカ航空(SA)
・アイスランド航空(FI)
・JSX(XE)
・シルバー・エアウェイズ(3M)
 
とマイレージ提携を行っています。

新しいビジネスクラスシート

B6が発表したビジネスクラス座席は、個室にするためのスライドドアを備えたスイートであるだけでなく、最前列(特に1Aと1F)は、B6がミントスタジオ(Mint Studio)と呼んでいるもので、これまで以上に足元の広さに余裕があるものとなっています。

このシートは、22のミントスイート(Mint Suite)と2つのミントスタジオで、2021年の夏以降には、ニューヨーク(JFK)とボストン(BOS)とロンドンヒースロー(LHR)を結ぶ新しい路線での目玉の機材となります。

これらは2021年6月からJFKとロサンゼルス(LAX)を結ぶエアバスA321neo機材(14のスイートルームと2つのスタジオ)にも採用されています。
 
ビジネスクラス運賃の値下げを行うB6ですが検査による陰性証明の提示と拡大する予防接種の取り組みによって2021年後半の回復に賭けています。
 
新しい座席は、Thompson Aero社とFactorydesign社が提供する「Vantage Solo」をベースとした座席を採用しています。

Screenshot

ビジネスクラスのシートメーカーまとめ

ビジネスクラスのシートメーカーまとめ

ステキな感じですね。
 
ミントスイートには、すべての座席にスライド式のドアが付いています。
 
17インチのビデオスクリーン、広々とした座席、収納スペース(ノートパソコン、ハンドバッグ、靴の収納スペースを含む)、ワイヤレス充電、AC/USBソケットなどなど、様々完備されています。
 
またミントスタジオは、エティハド航空(EY)のエアバスA380レジデンスの小型版のようなイメージ。
 
各ミントスタジオには、サイドテーブルと化粧鏡付きのパーソナルクローゼットがあり、ビデオスクリーンは22インチになっています。

睡眠にもこだわる

B6はまた、ベッドメーカーのTuft & Needleと提携し、長時間の大西洋横断フライトを念頭に置いたミントの睡眠体験を再構築しました。
 
すべてのミントシートには、Tuft & Needle社独自のフォームと通気性の良いカバーが施されており、空の上では他に類を見ない涼しく快適な睡眠体験ができるようです。
 
Tuft & Needle社との提携により開発された、フットポケットを内蔵したコンバーチブルブランケット、ピローケース付きメモリーフォームの裏地付き枕、お揃いのアイマスクと耳栓付きのスヌーズキットなどの追加の睡眠アメニティも付いています。

A321XLRのもう一つの利点は、エアバスA330やボーイング787シリーズのような大型のツインアイルジェットでは正当化できない、途中降機が必要な小規模都市間のノンストップ便を開設することができるということです。
 
これらの直行便は、ビジネス旅行者にとって時間と手間の節約になりますが、乗客の快適性が必要となります。
 
エアバス社はA321XLRに、より静かなキャビン、LED照明、大型の頭上収納ボックスを組み合わせたパッケージを提供します。

日本国内において実現可能性はあるか?

この素敵な座席、日本航空(JL)や全日空(NH)が採用する可能性があるか?についてですが、現状は難しいと思います。
 
そもそもJL/NH共にエアバス機材の運用が少なく、JLは最近A350の運用を始めたばかり。
 
NHであればA320機材があるので可能性はあるかもしれませんが、これから発注、というのは現在の状況を考えると難しいところ。
 
A321XLR機材は約200人の収容人数があるのでアジア路線での運用が想定されますが、ちょっとこの状況で発注し、新機材に備えてパイロットを訓練して・・・というコストを考えると、難しいと思います。
 
実現したとしても、かなり先になるでしょう。
 
そしてその頃には、もっとすごいビジネスクラスシートが開発されていると思います。

まとめ

LCCとは思えない、本格的なビジネスクラスの座席・アメニティです。
 
もはや、LCCではないですね。
 
マイレージもEKと提携をしているようなので、ちょっと乗ってみたいな・・・。
 
自分のアメリカ大陸初上陸は、B6になるかも?!

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