12月 17, 2025
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キャセイパシフィック航空(CX)の新しい機内コーヒー

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キャセイパシフィック航空(CX)は、香港発のコーヒーブランド「The Coffee Academïcs(ザ・コーヒー・アカデミクス)」と協力し、同ブランドを代表するコーヒーを機内で提供する取り組みを開始しました。
 
2012年に設立されたThe Coffee Academïcsは、厳選したコーヒー豆の調達、独自性のある焙煎技術、そして洗練された味覚体験へのこだわりによって、香港のスペシャルティコーヒー文化を牽引してきた存在です。

コーヒーのクオリティが上がる

今回のキャセイパシフィックとの共同プロジェクトでは、空の旅に最適化されたオリジナルの機内用コーヒーブレンドが開発されました。
 
まず、乗客の嗜好や、高度上空では味覚や嗅覚が鈍くなるという機内特有の条件を詳細に分析。
 
これを踏まえ、実際に機内で使用されている機材を用いながら焙煎度合いや抽出方法を検証した結果、空中でもしっかりとした味わいを感じられるフレンチローストの深煎りが採用されました。
 
完成したブレンドには、安定感と奥行きのある風味で知られるベトナム産とブラジル産の豆を使用。
 
香りを最大限に引き出しつつ、全体のバランスを保つよう細やかに調整されています。
 
このコーヒーは「キャセイ・ブレンド」と名付けられ、香港の多彩な文化的背景へのオマージュが込められています。
 
ダークココアの力強いコクは海洋都市としての歴史を思わせ、ローストアーモンドのやさしい温かみと、ほのかなフローラルハニーの甘さが、懐かしく心安らぐ印象を与えます。
 
高度3万フィートでも存在感を放ちながら、多くの人に親しまれるまろやかな一杯に仕上がっているようです。
 
品質と抽出の安定性を保つため、コーヒーは生分解性フィルターに個包装されており、お湯が均一に行き渡ることで、毎回クリアでコクのある味わいを楽しめる設計となっています。

まとめ

以前CXのアリアスイートに搭乗した時はコーヒーは飲みませんでしたが、新しくなったコーヒーは一度飲んでみたいです。

CXはラウンジでお茶を提供しているイメージがありますが、機内だけでなくラウンジでも美味しいコーヒーがいただけると嬉しいです。
 
豆を一杯ずつマシーンで挽くコーヒーはあまり好きではないので、伊丹空港(ITM)の日本航空(JL)ダイヤモンドプレミアラウンジのようにちゃんと淹れたコーヒーも置いてくれると、積極的に利用したくなります。

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Air miles · Cathay Pacific

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