キャセイパシフィック航空(CX)は、2025/3/30からインド・テランガーナ州の州都ハイデラバードへ(HYD)の直行便を再開します。
　
この路線は現在予約可能で、CXがインド市場でのネットワーク強化および本拠地である香港での接続性向上を目指す最新の取り組みとなります。

スケジュールと機材

香港(HKG)とハイデラバード(HYD)を結ぶこの直行便は、エアバスA330-300型機で運航され、ビジネスクラスとエコノミークラスのキャビンが提供されます。
　
運航は当初週3便で開始され、2025/9/1からは週5便に増便される予定です。
　
2025年1月現在、CXはインドの4都市(バンガロール(BLR)、チェンナイ(MAA)、デリー(DEL)、ムンバイ(BOM))への往復旅客便を週31便運航していますが、2025/3/30には週39便に、さらに2025/9/1には週43便に増加します。
　
この中には、HYDへの週5便に加え、DELへの1日2便、BOMへの週10便、BLRとMAAへの毎日運航便が含まれます。
　
また、旅客便に加えて、キャセイカーゴは香港とインド間で週13便の貨物便を運航しています。

ハイデラバードはどんな都市

ハイデラバードは、インド南部テランガーナ州の州都で、同国の主要都市のひとつです。
　
豊かな歴史、文化、テクノロジー産業が融合した都市として知られています。
　
ハイデラバードは1591年、ゴールコンダ王国のスルタン、ムハンマド・クリ・クトゥブ・シャーによって建設されました。
　
ハイデラバード・ビリヤニ : スパイスと米を使ったインドのビリヤニの中でも特に有名な料理。
ハレーム : ラマダンの時期に特に人氣のある肉と小麦を煮込んだ濃厚な料理。
　
ハイデラバードの近代的なIT地区「サイバーアバード(Cyberabad)」が有名で、多くのグローバル企業やスタートアップが集積しています。
　
Google、Microsoft、Facebookなどの拠点があり、「インドのシリコンバレー」とも呼ばれます。
　
またインドの製薬業界の一大拠点であり、「世界の薬局」として知られています。

まとめ

HYDに就航している航空会社は他に、
　
タイ国際航空(TG)
カタール航空(QR)
エミレーツ航空(EK)
エティハド航空(EY)
　
などがあります。
　
修行の路線として使えそうであれば検討の余地がありますが、インドに入国するのはいつになっても覚悟が要ります。