スイスインターナショナルエアラインズ(LX)の「王様シート」に座るには
飛行機をよく利用する方ならよくわかると思いますが、同じ機内の座席がすべて同じとは限りません。
航空会社は可能な限り効率的なレイアウトを実現するためにあらゆるテクニックを駆使しており、多くの場合、一部の乗客が他の乗客よりも良い座席に座れることがあります。
スイスインターナショナルエアラインズ(LX)のワイドボディの場合、最高の座席は何と言っても「王様シート」です。
以前、この王様シートに搭乗しましたが、このシートに座るための方法をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
LXのビジネスクラス・王様シートの基礎知識
スイスインターナショナルエアラインズ(LX)では、エアバスA330型機、エアバスA340型機、ボーイング777型機のすべての長距離路線機材にフルフラットビジネスクラスシートを導入しています。
列ごとにシートの位置が入れ替わります。
このような配置のため、LXの飛行機には王様シートと呼ばれる座席があります。
LXのボーイング B777-300ERを例にとると、各列の配置は2-2-1と1-2-2の間で交互になっています。
中央席でも窓際でも、大半の席が2人1組になっています。
ですが、各列には「玉座」と呼ばれる座席が1つずつあります。
この席はプライバシーが保たれるし、通路に直接出られるし、窓からの眺めも良い席です。
エアバスA330-300型機では、4A、6A、8A、10A、12Aが玉座です。
エアバスA340-300型機では、4A、6A、8A、10A、12Aが玉座です。
ボーイング777-300ER型機では、4A、5K、7A、8K、9A、10K、11A、12K、14A、15K、16A、17Kが玉座です。
B777型機には機内の左側と右側の両方に玉座があるのに対し、A330型機とA340型機には機内の左側にしか玉座がありません。
これは機内が狭いためで、右側には各列の窓に沿って1席しかありません。
LXは、人々が普通の座席よりもこの王様シートを好むことをわかっているため、この座席の事前予約には通常USD150~200ほどかかります。
事前にフライトのシートマップを表示すると、その価格が表示されます。
Miles&Moreのセネター以上の上級会員は、これらの座席を無料で事前に指定できます。
王様シートを無料で指定する方法
フライトによって異なりますが、事前に王様シートがすべて埋まってしまうことはあまり無いようです。
前は出発の48時間前頃からLXのウェブサイトやアプリでアクセスすると、これらの特別席が無料と表示されましたが、2024年1月現在では、王座の座席を確保する方法は、23時間前からのオンラインチェックイン時に選択することです。
その時点で行えば、座席指定は問題なく確定し、課金されることもありません。
これは提携航空会社のマイレージで予約をしてチェックインする場合も同様です。
まとめ
昔に自分が搭乗した王様シートレビューはこちら。
自社の上級会員であれば優先して、無料で座席指定ができるケースが増えています。
アライアンスの意味が、少しずつ薄れかけて来ている現在、本当に搭乗したい/よく利用する航空会社で上級会員を目指すことも、考えなければいけない時期にきているのかもしれません。
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