航空会社のステータスマッチを成功させるには

航空会社のステータスマッチを成功させるには

自分はお氣に入りの航空会社のマイレージプログラムでゴールドやプラチナなどのステータスを獲得するために、毎年ステータスマイル/ステータスポイントを貯めてきました。
 
さらに場合によっては、そのステータスを利用して、他の航空会社、特に競合する航空会社で同様のステータスを獲得することができます。
 
また、その航空会社がワンワールド、スカイチーム、スターアライアンスの世界3大アライアンスグループに加盟している場合、そのステータスはさらに10社以上の航空会社で便利な特典を享受することができます。
 
これらを実現する鍵となるのがステータスマッチです。
 
今日はステータスマッチに参加するための知識を紹介します。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

ステータスマッチとは何ですか?

ステータスマッチとは、ある航空会社が、競合する航空会社で保持しているステータスに基づいて、その航空会社のリワードプログラムにおけるマイレージプログラムのステータスを無料で提供することです。
 
すべての航空会社がそれぞれのマイレージプログラムに同じ「ブランディング」を使用しているわけではないため、常に同じ名前ではありませんが、同等または同程度のレベルになることもあります。
 
多くの航空会社がゴールドとプラチナの2段階のランクとしている一方で、シルバーとゴールド、ダイヤモンドを使用している航空会社もあります。
 
また、ステータスの末尾にエリートやプラスをつける航空会社もあります。
 
航空会社は同一条件でのマッチングではなく、ラウンジの利用や優先チェックインなどの基本的なサービスが提供されていることを条件に、自社のマイレージプログラムの1つまたは2つ下のランクでのマッチングを行う場合もあります。

ステータスチャレンジとは?

ステータスマッチの他に、ステータスチャレンジまたはステータス・ファストトラックと呼ばれるものがあります。
 
これは、ステータスマッチよりもちょっと厳しいものです。
 
ステータスチャレンジやステータス・ファストトラックでは、一定期間、競合航空会社での自分のステータスに相当する(またはそれ以下のレベルの)ステータスが付与されます。
 
これは短期的なステータスマッチのようなもので、通常は90日間が有効期間です。
 
この無料ステータスを1年間維持するためには、対象期間中に競合航空会社のフライトを利用して、一定数のステータスマイル/ステータスポイントを獲得する必要があります。
 
これは通常、ステータスチャレンジを行わない場合に比べて、シルバーカード、ゴールドカード、プラチナカードを取得するために必要なステータスクレジットの数を大幅に減らすことができるため、ステータスへの「ファーストトラック」として機能しています。

ステータスマッチとステータスチャレンジ

航空会社が、搭乗条件なしにステータスマッチを提供することはますます稀になってきています。
 
これは主に、新しい航空会社がデビューしたときや、航空会社が劇的な拡大を計画しているとき、そして既存の既存の航空会社に対抗するときに見られる措置です。
 
ステータスチャレンジは、航空会社のフライトを利用してステータスを獲得する必要があるため、航空会社が結構頻繁に実施しています。

航空会社がステータスマッチやチャレンジを提供する理由

航空会社は、ステータスマッチやステータスチャレンジを開始し、自社のマイレージプログラムでステータスを獲得するための近道を提供することで、価値の高い旅行者を競合他社から引き抜こうとします。
 
例えば、日本航空(JL)のサファイアステータスを持っているとします。
 
これにより、ラウンジの利用、ビジネスクラスのカウンターでのチェックイン、エコノミークラスでも優先搭乗や優先的な荷物の取り扱いなど、様々な特典を受けることができます。
 
当然のことながら、これらの特典を大切にし、失いたくないので、ステータスを維持するために必要なだけJLに搭乗し、FOPを獲得する、いわゆる「修行」という行為を行うようになります。
 
JLの競合他社(この場合は全日空(NH)でしょうか)がJLから顧客を奪おうと思っている場合、そしてあなたがサファイアステータスを持っていれば、あなたが慣れ親しんだ特典を放棄することなく、NHのフライトを試乗させてくれることができるならあなた/NH双方にとっての最大の利益となります。
(実際には、NHはステータスマッチという形ではなくステータス達成条件を大幅に緩和するという方針を取っていますが)
 
この例では、JLのサファイアステータスを持っているということで、競合航空会社が自社のマイレージプログラムで同等のステータスを提供し、あなたを誘惑することになります。

ステータスマッチの対象となるのは?

ステータスマッチは通常、最上位のステータス保有者(多くのマイレージプログラムでいうところのゴールドまたはプラチナに近いレベルの人)が対象となります。
 
なぜなら、そのステータスは、ビジネスクラスやファーストクラスと言ったフライトを利用して、多くの旅行をしていると考えられるからです。
 
そのため、航空会社にとっては、下位にのステータスを持つ旅行者よりも、はるかに価値のあるものとなります。
 
場合によっては、ステータスマッチを利用するだけの人ではなく、実際に数多く旅をしていることを示すために、現在のマイレージプログラムの最近の活動明細書のコピーを提出する必要があります。

どの航空会社がステータス・マッチを提供してくれるのか?

一部の航空会社は、ステータスマッチまたはステータスチャレンジを広く宣伝し、すべての詳細を入力するオンラインフォーム、明確な資格基準、およびステータスを維持する方法をWebページで公開しています。
 
他の航空会社は、ステータスマッチのオプションを秘密にしておき、航空会社の裁量とケースバイケースで一部ののフリークエントフライヤーに提供される招待制として実施しているようです。
 
本ブログの他の記事でも、たまにステータスマッチについて投稿していますが、特定の航空会社のステータス・マッチを希望する場合は、その航空会社のマイレージプログラムに問い合わせてみるのが最も簡単な方法です。

ステータスマッチの申請方法

まず最初に、あなたがよく飛行機を利用する人であることをアピールする必要があります。
 
これには、旅行頻度や今後の旅行計画(その航空会社での旅行パターンが明らかになっている場合)だけでなく、あなたが会社や顧客のために旅行を計画する決定権者である場合も含まれます。
 
その航空会社のコールセンターに電話をして、競合する航空会社での現在のステータスを伝え、ステータスマッチやステータスチャレンジの申請に興味があることを伝えてください。
 
この段階で、電話をしている航空会社で予約される可能性のある旅行がいくつか控えているとより良いでしょう。
 
「申し訳ございませんが、ステータスマッチは行っておりません」という答えが返ってきた場合は、しばらくしてから別のオペレーターにかけ直してみると、もしかしたら案内をしてもらえるかもしれません。
 
また、その航空会社の現在のステータスに相当するランクを知っていることで、ステータスに精通していることをアピールすることもできます。
 
リクエストメールでは、あなたの「価値」を強調するために、以下の点を考慮してください。
 
・どのくらいの頻度で旅行をしているのか、また上位のステータスを何枚持っているのか
・次の四半期、半年、1年の旅行計画
・あなたは会社や顧客のために、旅行の決定、特に航空会社の決定をする人か
 
原則として、カードをスキャンしたものと、直近のフライト実績を提出する必要があります。
 
この書類を送る際には、あなたの有用性と価値を繰り返し伝えてください。

まとめ

航空会社も、公共交通機関という役割はあるものの、原則は利益を追求する会社です。
 
自社にとってメリットのある人だと判断したら、優遇するように仕向けてくれるかもしれません。
 
2021年7月現在、日本の航空会社が表立ってステータスマッチを実施しているとは聞いたことがありませんが、海外の航空会社においては、今回お伝えしたことが役に立つかもしれません。
 
日本の航空会社のステータス修行を行う際、ステータスマッチを有効活用して修行を少しでも楽にするよう、工夫をしてみてはいかがでしょうか 😉

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