アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

ハイアットセントリックの宿泊を改めて考える

ハイアットセントリックの宿泊を改めて考える

多くの方がご存知のように、ハイアットには様々なホテルブランドがあります。
 
各ホテルブランドはそれぞれ
 
TIMELESS PORTFOLIO
BOUNDLESS PORTFOLIO
INDEPENDENT COLLECTIONS
 
という形でカテゴリ分けされていますが、このうちの
 
BOUNDLESS PORTFOLIO
 
の中に
 
ハイアットセントリック (Hyatt Centric)
 
があります。
 
日本にも2軒展開されているこのホテルですが、他のハイアットブランドとどう違うのか?
 
少し調べてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ハイアットセントリックとは

ハイアットセントリックは2015年に営業を開始したホテルブランドです。
 
2021年3月現在、ハイアットセントリックは世界に41軒あり、さらに多くのホテルが計画されています。
 
これまでのところ、その大半はアメリカにあります。
 
ハイアットは、このブランドの最大のライバルは、IHGのキンプトンとヒルトンのCanopy by Hiltonだと述べています。
 
ハイアットセントリックは、”目的地の中心となる超高級なライフスタイルホテル”と説明されています。

日本のハイアットセントリック

2021年3月現在、日本にはハイアットセントリックが2軒あります。
 
東京と金沢にあります。

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ハイアット ライフタイムグローバリストへの道#29(ハイアットセントリック銀座東京 シティビュー スイート ツイン(Hyatt Centric Ginza Tokyo City View Suite Twin Room))

ハイアット ライフタイムグローバリストへの道#29(ハイアットセントリック銀座東京 シティビュー スイート ツイン(Hyatt Centric Ginza Tokyo City View Suite Twin Room))
Screenshot

ハイアット ライフタイムグローバリストへの道#59(ハイアットセントリック金沢 キングスイート(Hyatt Centric Kanazawa King Suite Room))

ハイアット ライフタイムグローバリストへの道#59(ハイアットセントリック金沢 キングスイート(Hyatt Centric Kanazawa King Suite Room))

運営はいずれも、ホテルオーナーであるオリックス不動産の委託を受けたHYホテルマネジメントが行っています。
 
どちらのホテルも、ホテルのコンセプト通り「目的地の中心地」にあります。
 
そして、地域性を出した内装が施されています。
 
セントリック東京の方は、部屋の中に銀座の今昔を撮った写真が飾ってあります。

エントランスのオブジェも印象的です。

金沢も、金箔を一面に打ち出した壁はすごいですね。

オープン初日にもらった記念品も、地元の老舗酒造メーカーの特製品でした。

初めて入った瞬間から、驚きを持って迎えてくれます。
 
ですがアップグレードは、渋め。
 
これは運営会社の方針によるのだと思いますが、交渉してなんとかアップグレード、という感じでした。
 
また、ハイアットセントリックには基本的にはラウンジがありません。
 
この2軒に関しても同様です。
 
いずれもロビー階に公共スペースがありましたが、結局利用はしませんでした。

ハイアットセントリックのコンセプト

ハイアットが、ハイアットセントリックの運営を検討している人(会社)に向けてブランドコンセプトを説明している内容は以下の通りです。

ハイアットセントリックホテルは、運営会社やオーナーにとって、顧客の人生を通して強力なロイヤルティを築く機会となります。
 
高級感があり、コスモポリタンで、高度なカスタマイズが可能なこれらのホテルは、「必要なものだけ、最高のものを」を求める厳選されたゲストを魅了します。

果たして現在のハイアットセントリックがこの通りになっているかどうかはさておき、ブランド立ち上げ時に注目されたハイアットセントリックの特徴を紹介します。

・アートワーク、家具、食事、飲み物にはストーリーがあり、ゲストはその場所の本物の雰囲気をすぐに感じ取ることができます。
・仕事や交流をしたり、地元の書籍や雑誌の厳選されたコレクションを閲覧したりできる「The Corner」のようなスペースや、素晴らしい会話を育み、地元の食材を使った心のこもった料理やシグネチャーカクテルを提供するバーやレストランエリアなど、特定の共通要素を特徴としています。

海外のハイアットセントリックはこれまでに1回、イスタンブールで宿泊したことがあります。

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ハイアット ライフタイムグローバリストへの道#56(ハイアットセントリック レヴェント イスタンブール キングスイート(Hyatt Centric Levent Istanbul King Suite Room))

ハイアット ライフタイムグローバリストへの道#56(ハイアットセントリック レヴェント イスタンブール キングスイート(Hyatt Centric Levent Istanbul King Suite Room))

確かに、地元の料理は朝食でたくさん食べましたが、イスタンブールのハイアットセントリックのロビースペースは少し狭かったような・・・。

まとめ

まだ3軒のハイアットセントリックに宿泊しただけですが、自分は積極的にこのホテルブランドを選ぶことは少ないと思います。
 
宿泊料金もなかなか強氣の設定になっていることが多いのですが、その値段を出してでも泊まりたい、という要素が足りないんですよね。
 
特に、「ラウンジがない」というのが自分にとってはとても大きなマイナスポイント。
 
確かに、ロビー階には「The Corner」のようなスペースがあるのかもしれません。
 
ですが、そこには「特別感」はありません。
 
そしてその「特別感」は、ラウンジにおいてこそ出されるものなのではないかと思います。
 
ホテルには特別感を求める自分にとって、ラウンジのないホテルはそれを補う大きな何かがない限りは宿泊を決断することはないでしょう。
 
例えば、パークハイアットはラウンジはありませんが、圧倒的な接客レベルの高さや驚きの連続で、また泊まりたいなと思わせてくれます。
 
※ラウンジのあるパークハイアットもあります

Screenshot

ハイアット ライフタイムグローバリストへの道#41(パークハイアット ハンブルク(Park Hyatt Hamburg))

ハイアット ライフタイムグローバリストへの道#41(パークハイアット ハンブルク(Park Hyatt Hamburg))

または、ソフィテルのように素敵なテラスで朝食を摂るという素晴らしすぎる体験ができるホテルであれば、ラウンジがなくてもまた泊まりたくなります。

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Hotel Review : ソフィテル イスタンブール タクシム プレステージスイート(Sofitel Istanbul Tasim Prestige Suite Room)

Hotel Review : ソフィテル イスタンブール タクシム プレステージスイート(Sofitel Istanbul Tasim Prestige Suite Room)
Screenshot

Hotel Review : ソフィテル マルセイユ ビューポール (Sofitel Marseille Vieux-Port) オペラスイート(Opera Suite Room)

Hotel Review : ソフィテル マルセイユ ビューポール (Sofitel Marseille Vieux-Port) オペラスイート(Opera Suite Room)

ある都市にハイアットセントリックとグランドハイアットがあったとしたらグランドハイアットを選ぶでしょうし、コストパフォーマンスを求めるならハイアットリージェンシーやハイアットプレイスを選択します。
 
ハイアットリージェンシーも、ラウンジがあるところが多いですからね。
 
または、他の(ラウンジのある)ホテルブランドを選択するでしょう。
 
敢えてこの状況で宿泊できるハイアットセントリックに宿泊するとしたら、
 
Hyatt Centric Campestre León(メキシコ)
 
ですかね。
 
カテゴリも1ですし。
 
 
自分はいまいちハイアットセントリックの魅力を感じきれていませんが、グローバリストのみなさん、ハイアットセントリックをどう思われますか?

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