2025年の全てのフライトを終えました。
いろいろな航空会社に搭乗しましたが、2025年は国内線国際線合わせて108区間、24キャリアに搭乗しました。
初めて搭乗したキャリアも、いくつかあります。
ファーストクラスからエコノミークラスまで色々なクラスに搭乗しましたが、今年印象的だった航空会社をいくつか、振り返ってみたいと思います。
キャセイパシフィック航空(CX)
自分は香港という街が好きです。
街全体に満ちるエネルギー、九龍側からヴィクトリアハーバーを挟んで見る香港島の風景。
その体験は、世界でも屈指の効率性と完成度を誇る香港国際空港(HKG)から始まります。
CXのラウンジは秀逸なデザインで、坦々麺も自分の好みの味。
香港では、ラウンジ巡りを何度も楽しんできました。
ですが今年は、ちょっと香港に嫌われたような感じ。
香港が絡んだフライトで、欠航や遅延がありました。
ファーストクラス搭乗がキャンセルになってしまったのですが、2026年以降羽田(HND)線のファーストクラス運用はなくなります。
仕切り直しで、ファーストクラス路線の予約をしてまたレビューをしたいと思います。
あ、CXのサービス自体は至って普通で、食事は微妙ですが依枯贔屓が好きです。
CXはラウンジ体験でサービスの大部分をカバーしていると思います。
深圳航空(ZH)
エコノミークラスの搭乗で、成田(NRT)から深圳(SZX)までのフライトでした。
フライト自体は通常のエコノミークラスでしたが、驚いたのはZHのサービス。
Miles & Moreのセネター会員(ただのスターアライアンスゴールド)にもかかわらず、キャセイパシフィック航空(CX)と同様シートにペットボトルの水と毛布が用意されていました。
搭乗前には客室乗務員から挨拶があり、フライトの時間を教えてもらいました。
まさか自社でもないただのスターアライアンスゴールドメンバーに、ここまでしてもらえるとは。
全日空(NH)の上級会員やSFCホルダーでのスターアライアンスゴールドメンバーだとどうなんでしょうね。
もしかして、ステータスを持っている航空会社によって依枯贔屓をしているとしたら、ますますMiles & Moreでステータスを維持する意欲が湧きます 😀
カンタス航空(QF)
エアバス A380のファーストクラスに搭乗して、シドニー(SYD)からヨハネスブルク(JNB)へ行きました。
14時間のフライトで、個人的最長フライト。
一眠りしてもまだ6割程度の飛行ということで、ファーストクラスにだいぶ長いこと乗っていることができました。
これまで搭乗したA380ファーストクラスの中で、上位に入るシートの良さでした。
スリッパも秀逸。
あれだけしっかりしているスリッパは、ファーストクラス随一だと思います。
子どもの授業参観の時やバスケットの練習の見学の際使用するスリッパへと昇格しました。
機内食で驚いたのが飲み物と食べ物。
ワインはシャンパンを除いて全てオーストラリア産、ファーストクラスの食事としてサブではなくメイン的な役割でジャガイモが出てきたこと。
ジャガイモの味にはよほど自信があるのでしょう。
カゴにゴロゴロと何個も入っていたので食べきれませんでしたが、確かに美味しかったです。
対照的に、オージービーフのステーキはパサパサしてました。
あとは、アフォガートが美味しかったです。
まとめ
2025年は遅延や欠航の数がまあまああったように思います。
それによって航空券の買い直しを余儀なくされることもあったので、2026年に搭乗するフライトはスムーズになることを願います。
「これまで搭乗した中で一番よかった航空会社はどこですか」
という質問をよく受けます。
正直なところ、答えはたいていケースバイケースではあります。
長距離路線なのか短距離なのか。国際線か国内線か。エコノミーかファーストクラスか。
評価基準もさまざまです。
サービス、座席の快適さ、機内食、慣れ親しんだ安心感、上級会員としての扱い、個性、ラウンジの充実度。
ですがが、それでも敢えて1つ挙げるなら
エールフランス航空(AF)のファーストクラス
ですね。
2021年に搭乗して以来、自分の中では変わっていません。
搭乗前からラウンジ・搭乗中そして搭乗後に至るまで、全てが素敵な体験でした。
2025年はスカイチーム修行の必要がなく、2026年も不要なくらい既にXPは持っているのですが、AFファーストクラスはまた折を見て搭乗したいと思っています。
来年はどんな航空会社のどんなサービスを受けることができるのか、今から楽しみです。
