ヒルトン・オナーズは「翌年へのエリート宿泊数の繰越(ロールオーバー)」を廃止することを明らかにしました。
2025年が、必要宿泊数を超えて獲得したエリートナイトを翌年に引き継げる最後の年となります。
ヒルトン側は、必要宿泊数を下げたことで制度としての必要性が薄れたほか、ロールオーバーの計算方法が複雑すぎたためでもあると説明しています。
これにより、主要ホテルプログラムの中で、ロールオーバー制度を残しているのはIHG One Rewards だけになります。
IHG One Rewardsのロールオーバー制度
IHG では、ロールオーバーできるのは宿泊数のみです。
もう1つの達成ルートである「ベースポイント」には適用されません。
IHGの宿泊数によるステータス基準は以下の通り。
* シルバー : 10泊
* ゴールド : 20泊
* プラチナ : 40泊
* ダイヤモンド : 70泊
シルバーエリートにはロールオーバーは適用されません。
ゴールド・プラチナ・ダイヤの会員については、必要泊数を超えた分が翌年1月1日に繰り越されます。
例:
ゴールドエリートが25泊した場合 -> 必要数20泊を超えた5泊が翌年に反映
ロールオーバーのルール
① ロールオーバーは「1回だけ」
例:25泊 → 5泊が繰越
翌年に22泊して合計27泊でも、実際にその年に泊まった22泊のみが対象で、翌々年に繰り越せるのは 2泊だけ。
② マイルストーン特典にはカウントされない
IHG は 20泊でスイートナイトアワードなどの特典があるが、繰越泊はこのカウントに含まれない。
例:
5泊繰越 + 15泊滞在 = 合計20泊
-> 20泊のステータス条件は満たすが、20泊特典はもらえない
③ プロモーションのボーナス泊数は繰り越し対象外
例:
「ダブルエリート泊数」キャンペーンで25泊扱いになっても、実際の宿泊数が15泊なら超過分は繰り越しされない。
④ ロールオーバーの反映は3月頃になることが多い
元日には反映されていないケースが一般的。
まとめ
ロールオーバー宿泊数制度は、広く採用されたとは言えませんでした。
採用していたのはヒルトンとIHGのみ。
マリオットはライフタイムステータスの魅力で追加宿泊を促す戦略があるため導入しませんでした。
IHG は今後も続ける可能性があります。
特に40泊のプラチナと70泊のダイヤの間のギャップが大きいため、40泊近くまで行く会員にとっては繰越が大きなモチベーションになるからです。
自分は、今年はIHG修行はお休みの年。
2026年に修行をするかどうかはまだ不透明ですが、ラウンジアクセス権が残っているのでラウンジのあるIHGには宿泊しようと思っています。
とりあえずまずは、札幌のインターコンチネンタルかな。
