World of Hyatt は、ポイント制度の大幅な改定を発表しました。
当然ながらハイアット側はこれを前向きに説明しています。
短期的には見た目ほど悪くない可能性もありますが、長期的な流れとしては良い方向とは言えません。
詳細はHyattの公式サイトに掲載されています。
https://world.hyatt.com/content/gp/en/rewards/award-chart-updates.html
改定内容
事前に提供されたリワードチャート情報は以下のみです(クラブルームおよびスイートの価格はオンライン掲載済み)。
* これまでの3段階価格制が5段階に変更
→ リワードチャートは維持されるものの、準ダイナミックプライシング的要素が大きくなった
* 5段階価格 × 8カテゴリー = スタンダードルームだけで40通りの価格設定(3,000~75,000ポイント)。
これにクラブルーム、スタンダードスイート、プレミアムスイートが加わります。
完全なダイナミック制ではありませんが、かなり近い仕組みです。
* 最低カテゴリーのホテルでは、最安日でわずかにポイント数が下がる可能性あり
* 新たな最高ポイント数は、現行より大幅に上昇
現行 vs 新最高価格比較
| カテゴリー | 現在 -> 新最高 | 上昇率 |
| —– | ————— | —- |
| Cat 1 | 6,500 → 9,000 | +38% |
| Cat 2 | 9,500 → 15,000 | +58% |
| Cat 3 | 15,000 → 20,000 | +33% |
| Cat 4 | 18,000 → 25,000 | +39% |
| Cat 5 | 23,000 → 35,000 | +52% |
| Cat 6 | 29,000 → 40,000 | +38% |
| Cat 7 | 35,000 → 55,000 | +57% |
| Cat 8 | 45,000 → 75,000 | +67% |
ただし注意点が3つ。
1. 3段階 -> 5段階になったため、最高価格の日数は今より少なくなる見込み(単純比較は難しい)
2. 2026年は「Upper」「Top」価格帯の使用は非常に限定的になる予定
3. 予約開始時に設定された価格帯(lowest, low, moderate, upper, top)は、その後変動しない
ハイアットは「将来の客室料金上昇に対応できる持続可能なチャートにしたい」と説明しています。少なくとも5年は維持する計画と思われます。
ただし、ホテルのカテゴリー変更は継続。
2026年4月にも見直し予定。
さらに、7軒が「緊急調整」で即時カテゴリー変更されました。
今回の改訂は、多くのホテルプログラムと同様、アメリカクレジットカードの大量ボーナスポイント発行が背景にあるのではないかとも言われています。
近年、一部ホテルグループはロイヤリティフィーを引き下げています。
ホテルが支払う費用は2種類あります。
1. ブランドフィー(「Grand Hyatt」を名乗る権利) → ブランド側の利益
2. ロイヤリティ/マーケティングフィー → 加盟ホテルの利益のために100%使用義務あり
ロイヤリティフィーが下がれば、当然特典内容も縮小せざるを得ません。
その他の変更としては、以下の通り。
* オールインクルーシブ、ポイント+キャッシュ、クラブアップグレード等も値上げ
* ただし、6,000/9,000ポイントのスイートアップグレードは変更なし
まとめ
会員間ポイント移行がオンラインで可能に(FAX不要に)なるそうです。
ハイアットは今後も
現金予約可能なスタンダードルームは必ずポイント予約可能
という非常にコストの高い約束を維持します。
変更は2026年5月(正確な日付未定)から。
現在はまだ旧レートで、最大1年先まで予約可能です。
新チャート移行後に価格が下がれば自動返金されるため、今予約するデメリットはありません。
ポイントでの予約はお早めにどうぞ。
