大韓航空(KE)の新しいビジネスクラスシート

大韓航空(KE)が新しいビジネスクラスを展開します。
プレステージ・スイート2.0と呼ぶ商品の詳細を発表しました。
1-2-1の配置で、すべての乗客が直接通路にアクセスできます。
シートは、コリンズ・エアロスペース社のホライズン製品をカスタマイズしたもののようです。
KEは結構搭乗するので、詳細を探ってみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
KEの新しいシート詳細
新しいビジネスクラスシートは、全席に高さ52インチのスライド式プライバシードアが装備されます。
シートの色は、これまでの水色ではなく茶色になる模様。
さらに、センターシート間のプライバシーディバイダーを下げると、ハネムーンシートとして利用できるようになっています。
その他、ワイヤレス充電パッド、60ワットのUSB-C急速充電コンセント、24インチのテレビ画面などが装備されています。
このシートは、ボーイング B787-10ドリームライナーでデビューする予定です。
KEはボーイングB787-10ドリームライナーを20機発注しており、各機には36席のビジネスクラスキャビンが装備されます。
このシートは、既存のボーイング B777-300ER型機にも後付けされる予定ですが、スケジュールは明らかにされていません。
まず、ソウル(ICN)発成田(NRT)行きの便で就航させる予定です。
KEは今後数ヶ月のうちに、この新型機をソウル(ICN) – バンクーバー(YVR)線などの長距離路線やアメリカ西部およびヨーロッパ路線に投入する予定です。
新しいビジネスクラスシートに加え、KEの787-10型機はWi-Fi接続を初めて搭載します。
料金詳細は明らかにされていません。
KEに搭乗する際、機内Wi-Fiが利用できる機材が少なくて困っていました。
エアバス A330機材なんかは、ほぼ全滅。
この問題が1日も早く解消されることを望みます。
まとめ
新しいプレステージ・スイート2.0は46インチのピッチと21インチの幅と言うゆったりしたシートです。
また、ライフラットベッドは最大79インチとなります。
さらに、KEがアシアナ航空(OZ)との合併後、この新商品を新基準として採用するかもしれません。
個室になるスライドドアが付いている機材が増えるのは、個人的には嬉しいです。