LOTポーランド航空(LO)のシグネチャードリンク

LOTポーランド航空(LO)では、長距離路線のビジネスクラス(ボーイング B787で運航される路線を含む)で、Mokateのホットチョコレートが提供されています。
この定番のホットチョコレートはマシュマロを添えて提供されます。
ある意味LOのシグネチャードリンクになるわけですが、ちょっと深掘りをしてみます。
どんな飲み物なのか
LOはホットチョコレートの提供にかなり工夫を凝らしており、グラス製のマグのような器で提供されるため、飛行機内で出されるものとは思えないほどの見栄えです。
また、このホットチョコレートはプレミアムエコノミークラスでも提供されていますが、ビジネスクラスのような特別なプレゼンテーションやマシュマロは付いていません。
LOのビジネスクラスの機材・シートには少し改善の余地がありますが(2026年後半からキャビンの改装が開始される予定)、サービスは非常に競争力があります。
このように新たな楽しい要素が体験に加わるのは嬉しいことです。
たとえば、これは少し違う例ですが、中東の航空会社のビジネスクラス・ファーストクラス体験を思い出すと、最初に頭に浮かぶのはレモンミントとアラビックコーヒーです。
このサービスはソフトプロダクト全体の中でごく小さな投資に過ぎませんが、印象的な部分です。
もちろん、ホットチョコレートはコーヒーメニュー全体と比べると、ややニッチで特定の嗜好に向けたものではありますが、これを楽しみ、評価する人もいると思います。
特に、航空会社はノンアルコールドリンクへの投資をあまり重視していないことが多いので、こういったサービスを取り上げる価値があると思います。
また、動画を作る際のネタにもなり、逆に頼みたくなってしまいます。
まとめ
航空会社が特製のノンアルコールドリンクを提供している場合、自分はなるべくそれを注文するようにしています。
キャセイパシフィック航空(CX)のビジネスクラスで提供される「キャセイ・ディライト」などがその一例です。
LOのエコノミークラスでは、同じパンを1日6回食べました。
ちょうど今度、LOビジネスクラスに搭乗する機会があるのでこのホットチョコレートを頼んでみようと思います。
甘さが選べるのであれば、甘さ控えめで頼みます。
ホットチョコレートで、いけてないシートの苦痛を和らげることができるかな・・・。