SWISS Sensesは、SWISS(LX)が導入する新しい長距離向けプロダクトで、新設計のビジネスクラスおよびファーストクラスを含み、従来よりも大幅にプライバシーが向上しています。
この新コンセプトを全面的に採用する最初の機材は、エアバスA350-900です。
LXは、2026/3/29からチューリッヒ(ZRH) – ソウル(ICN)線にもA350を投入することを正式に発表しました。
これにより、SWISS Sensesは初めてアジア路線で運航されることになります。詳細は後述します。
初号機 エアバスA350-900の受領
2025/10/9、LX初のエアバスA350-900(機体記号HB-IFA)が、トゥールーズからチューリッヒへ到着しました。
フェリーフライト中は、スイス空軍のF/A-18戦闘機にアルプス上空でエスコートされ、印象的な空撮写真も撮影されています。
続いて2025/10/14、LXのハンガーにて正式な命名式が行われ、機体名は「ローザンヌ」と名付けられました。
このイベントでSWISSは、A350に搭載されるSWISS Sensesキャビンを初公開。同時に、
* 2025/10/25 : パルマ・デ・マヨルカ(初の商業運航)
* 2025/11/20 : ボストン(初の長距離路線)
への就航も発表しました。
SWISS Senses対応機材
SWISS Sensesキャビンは、まず新造のA350-900に導入され、合計10機を受領予定です。
初号機HB-IFAは「Wanderlust(旅心)」特別塗装機で、すでに2号機HB-IFBも存在しますが、現在はエアバスのテスト登録で試験飛行中です。
正式な引き渡し時期は未発表となっています。
将来的には、既存の長距離機材もSWISS Senses仕様に改修されます。
* エアバスA330-300 : 14機
* ボーイング777-300ER : 12機
A330の改修は2025年末開始、2027年半ばまでに全機完了予定。
777-300ERは、A350の導入が進んだ後、早くても2026年末以降に改修が始まる見込みです。
なお、残るA340-300(4機)は改修されず、順次退役予定です。
現在運航中の路線
本格的な長距離投入前、A350は一部のヨーロッパ路線にも投入されています。
現在はチューリッヒ(ZRH)発着で、プラハ(PRG)やデュッセルドルフ(DUS)などが確認されていますが、これらは暫定的で変更される可能性があります。
長距離路線では、チューリッヒ〜ボストン線が2025年11月から、SWISS Sensesを搭載した初の定期長距離路線として運航中です。
* ZRH – BOS : 2025/11/20〜(LX52/53)
今後予定されている路線
次の長距離投入先として、2026年春にアジア路線が追加されます。
* ZRH – モントリオール(YUL)
2026/2/23 – 3/28(LX86/87)
* ZRN – ICN
2026/3/29〜(LX122/123)
ICN線は週3便(火・金・日)が予定されており、SWISS Sensesとしては初のアジア就航となります。
今後、A350の受領が進むにつれて、さらに就航都市は拡大していく見込みです。
マイレージでの予約(Miles & More)
SWISS Sensesのビジネスクラスは、Miles & Moreを利用して特典航空券として予約可能です。
2025年6月以降、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、LX、オーストリア航空(OS)ではダイナミックプライシングが導入されており、必要マイル数は時期や路線、運賃タイプによって変動します。
例 :
* ZRH <-> YUL
57,640マイル + CHF515
* ZRH – ICN
63,186マイル + CHF350
まとめ
現時点でSWISS Sensesの就航路線はまだ限定的ですが、ヨーロッパ路線での運用を経て、BOSに続き、2026年3月からICNが加わることで、アジア展開が始まります。
これまでBOSにしか就航しておらず悶々としていましたが、ICN就航後はなるべく早く乗りに行きたいと思います。
いきなりファーストクラスに乗っちゃいますか。
