カンタス航空(QF)のポイントで予約できるエアタヒチヌイ(TN)のフライトが増えました

2018年以降、カンタス航空(QF)の会員は、オークランド(AKL)およびロサンゼルス(LAX)からパペーテ(PPT)までのエア・タヒチ・ヌイ(TN)便にポイントを使って搭乗できるようになっていました。
そして今回、この提携により新たにパペーテ(PPT)とシアトル(SEA)を結ぶ路線も対象に加わりました。
QFとTNのコードシェア提携の仕組み
他の提携航空会社とは異なり、TN便でQFのポイントを使う場合は、すべての便が対象となるわけではありません。
特定の路線に限り、コードシェア便としてQF便名で予約する必要があります。
2025年6月現在、QFがコードシェアしているTNの対象路線は以下の3つです。
* オークランド(AKL)
* ロサンゼルス(LAX)
* シアトル(SEA)
(それぞれPPTから)
QFのウェブサイト経由で「クラシック・リワード(Classic Reward)」を利用してTN便を予約する場合、実際にはQF便名で予約することになります。
これは少し特殊で、通常は運航する航空会社の便名で予約するのが一般的です。
このシステムの利点のひとつは、QFのポイントクラブ会員が、TN運航便でもステータスクレジットを獲得できることです。
なお、エコノミークラスに搭乗する場合はQF上級会員であってもラウンジを利用できません。
TNのクラシック・リワードを予約するには
エコノミーおよびビジネスクラスでクラシック・リワード座席を利用可能で、ビジネスクラスでは1便あたり最大2席ほど設定されていることがあります。
一般的に、早めに予約するほど空席が見つかりやすくなります。
最大で353日前から予約可能です。
タヒチへの旅行を考えている場合、QFのポイントを使ってAKL乗り換えでPPTまで行くことができます。
QFやその提携航空会社(LATAM航空(LA)など)でオーストラリアからAKLまで移動し、そこからTNでPPTへ向かうルートです。
AKL – PPT間のフライトは、トランス・タスマン路線とうまく接続されるようにスケジュールが組まれています。
また、アメリカ本土へ行くための新たなルートとしても利用可能です。
これまでにもQF、アメリカン航空(AA)、フィジー・エアウェイズ(FJ)、ハワイアン航空(HA)などでのポイント利用が可能でしたが、特にビジネスクラスは空席が限られていました。
今回の提携で、AKLとPPTを経由してLAXやSEAに向かう選択肢が増え、タヒチで途中降機することもできます。
TNにはプレミアムエコノミーもありますが、QFのクラシック・リワードの対象にはなっていません。
また、LAX – CDG間の運航便については、QFポイントでの加算や利用はできません。
予約方法
TN便のクラシック・リワードは、QFの公式サイトから予約可能です。
ただし、出発地がPPTの場合は、オンライン予約はできないため電話で問い合わせる必要があります。
オーストラリアからAKL乗り換えでタヒチに行く場合は、「マルチシティ検索ツール」を使って区間ごとに検索すると見つかりやすくなります。
たとえば、1区間目はオーストラリア – AKL、2区間目はAKL – PPTのように入力します。
まとめ
タヒチは日付変更線付近にある島なので、自分はTNを利用してタヒチへ行くことができません。
世界を0.9周して行くことになりますが、アメリカにも用事がないので実質行けない場所、となります。
フランスの海外県なので行ってみたいのですが、残念ですね。