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ニュージーランド航空(NZ)の新しい機材と座席

ニュージーランド航空(NZ)の新しい機材と座席

ニュージーランド航空(NZ)が、2024年に就航するボーイング ドリームライナー機を発表しました。
 
エコノミークラスには「スカイネスト」と呼ばれる「世界初のスリープポッド」と、新しい「ビジネス・プレミア・リュクス」シートを導入する予定です。
 
過去5年間の顧客調査から得られたフィードバックにより、安眠の重要性と、より広い空間と快適性の必要性を反映したものとなっているようです。
 
どんな座席なのか、調べてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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NZの新しいエコノミークラスシート「Skynest」

2020年に初めて発表されたエコノミークラスでも横になって寝ることのできる「スカイネスト(Skynest)」のコンセプトは、3段ベッドが2つ、合計6つのスリーピングポッドで構成され、プレミアムエコノミーまたはエコノミーのいずれかに座る乗客が4時間、予約することができるようになるようです。
 
さらに、足元が広いストレッチシートや、エコノミークラスの座席を並べたスカイカウチも引き続き、選択できます。

ビジネスクラス「Business Premier Luxe suite 」

一方、ビジネス・プレミアクラスでは、新しい「リュクス」プロダクトが導入されます。
 
8席のシートには、完全に閉まるドアと2名で食事ができるスペースが設置されます。
 
インテリアは、アオテアロアの森をイメージしたカーペットや、アオテアロア原産の鳥「トゥイ」をモチーフにしたシートなど、アオテアロアにちなんだデザインが採用されます。
 
また当然ですが、ビジネスプレミアリュクススイートを通常のビジネスクラスよりも割高な価格設定にします。
 
標準的なビジネスプレミアシートには、通路側のシート棚に沿って伸びるスライドパネルが装備されています。
 
ビジネス・プレミアシートとスイートを囲むシェルは床から47インチ、スライドドアとパネルの高さは45インチです。

一方、ビジネスクラス「ビジネスプレミア」シートの標準装備は以下のとおりです。
 
・ミラー付き収納棚(ドア内側)
・広々としたサイドシェルフ
・携帯電話、時計、アクセサリーなどを収納できる「トリンケットトレイ」
・iPadや小さなハンドバッグを収納できる、余裕のある深さの収納ポケット
・USB-A、USB-C、AC電源の各コンセント
・スマートフォンやヘッドフォンなどのワイヤレス充電に対応
・24インチの巨大なパーソナルビデオスクリーン
・コードレスヘッドホンやイヤホンへのBluetoothオーディオストリーミング機能

まとめ

最も興味深い開発はスカイネストだと思います。
 
スカイネストは、エコノミーやプレミアムエコノミーの運賃に追加料金を支払って販売されると言われています。
 
特典航空券では予約ができないでしょうから、運賃がいくらになるのか、氣になるところですね。
 
NZのビジネスクラスシートは、かなり斜めになっている1-2-1配列のユニークなシートでした。

Screenshot

Business Class Review : ニュージーランド航空(NZ) NZ125 オークランド(AKL) – メルボルン(MEL)

Business Class Review : ニュージーランド航空(NZ) NZ125 オークランド(AKL) – メルボルン(MEL)

ヴァージン・アトランティック航空(VS)のB787-9機材ビジネスクラスも同じ座席ですが、VSは1-1-1配列なので、通路に余裕があります。
 
この互いに向き合っているシートは、ついにその役目を終えようとしています。
 
オープンスペースから自分だけの空間へ、共同生活から個人生活へとキャビンをシフトする全く新しいデザインでありながら、従来型のレイアウトを採用しています。
 
なかなか解放席が出てこないNZの特典航空券。
 
乗れるのは、いつになるでしょうか。

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