アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

カンタス航空(QF)のマイレージプログラムルール変更(改善改悪両方あり)

カンタス航空(QF)のマイレージプログラムルール変更(改善改悪両方あり)

カンタス航空(QF)のマイレージプログラムに変更がありました。
 
変更は段階的に行われ、既に実施されているものとこれから実施されるものがあります。
 
改善、改悪両方あったので、その詳細をお伝えします。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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改善点

まずは、改善点。
 
要点をまとめると、以下の通りとなります。
 
・自社、提携会社双方の特典航空券座席解放数を増加
・QFフライト特典航空券予約時の燃油サーチャージ値下げ。国際線は、最大50%(ビジネスクラスは2019/9/18から実施)
・国際線エコノミークラスの必要マイレージ数を最大10%削減
・Webサイトを更に予約しやすいインターフェイスに改修中
・2019年12月を目処に、新しい‘Qantas Points Club’を発表予定。
・永久ワンワールドエメラルドメンバーとなれる「ライフタイムプラチナステータス」を新たに設定(75,000ステータスポイント獲得で)
 
個人的には永久上級会員の制度が気になりましたが、現状14,000ステータスポイントで永久ワンワールドサファイア会員となれます。
 
こちらが、QF上級会員の必要ステータスポイント数一覧です。

いくらライフタイムでワンワールドエメラルドメンバーになれるとはいえ、75,000ポイントと言うのは・・・^^;
 
毎年、QFプラチナメンバー達成・維持に必要な最低限のステータスポイントを獲得している人は、75,000ポイントに達成するまでに60年かかります。
 
誰か目指す人はいるんでしょうか。
 
自分は断然、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の永久上級会員を目指しますね 🙂

Screenshot

BA Lifetime Gold Membership Clubのご案内

BA Lifetime Gold Membership Clubのご案内

また、特典航空券の解放座席を増やす、とのことですが、QF便国内線国際線合わせて年間500万席の解放をするそうです。
 
提携航空会社のフライトに関しても、年間300万から500万席の座席を解放させるようです。
 
提携航空会社の中には、ワンワールドメンバー以外の提携航空会社である
 
・ニュージーランド航空(NZ)
・エールフランス航空(AF)
・KLMオランダ航空(KL)
・バンコクエアウェイズ(PG)
 
も含まれています。

提携航空会社のマイレージからQF便の予約がしやすくなるといいですね 🙂

改悪点

・ビジネスクラス以上の特典航空券必要マイレージ数が最大 15%増加(2019/9/18予約分から)
・マイレージを利用した座席のアップグレードに必要なマイレージ数が最大9% 増加
 
改悪、と思われるのは現状この2点のみ。
 
国内線・国際線問わずの適用となります。
 
例えば、シドニー(SYD)からロンドン(LHR)へ行く場合のビジネスクラス必要マイレージ数は256,000マイルから289,200マイルとなります。
 
そもそもがとんでもない数の必要マイレージ数なので、全く注目はしてませんでしたが・・・^^;
 
また、QFマイレージを利用した世界一周予約も、
 
・ファーストクラス : 455,000マイル(前は420,000マイル)
・ビジネスクラス : 318,000マイル(前は280,000マイル)
 
となります。
 
どうせなら、SYD – LHRの往復をするよりも世界一周をした方がお得ですね^^;

提携航空会社フライトも影響を受ける

提携航空会社フライトの予約についても、影響を受けます。
 
ワンワールドメンバーのフライトはもちろん、独自に提携をしている
 
・エミレーツ航空(EK)
・フィジーエアウェイズ(FJ)
・バヌアツ航空(NF)
・エアノース(TL)
 
についても、軒並み改悪となります。
(平均12%程度の増加)

まとめ

今回の変更について、更なる詳細は公式ページをご覧ください。
 
今回の変更で、今流行りの「変動制」必要マイレージ数への移行はありませんでした。
 
ただ、必要マイレージ数が増加するのは、世の中の流れ的にしょうがないのかな、とも思ったりします。
 
いくら必要マイレージ数が少ないからと言って、予約ができないのでは全く意味がありません。
 
であるならば、多少必要マイレージ数が多くても確実に予約できる方がいいのかな、と最近思うようになりました。
 
そうなると、そのマイレージをいかにコストをかけずに獲得するか、が問題となってきますね。
 
それは今後の調査研究課題です 🙂

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