カンタス航空(QF)は、世界的に進めているラウンジ改装プロジェクトをさらに前進させています。
12月の繁忙期に向けてオークランド(AKL)国際線ラウンジが先行してオープンし、続いてシドニー(SYD)国際線ビジネスクラスラウンジでも大規模な工事が始まります。
改善計画
今回の刷新は、プレミアム客向けサービスの質を一段と高めるための大きな投資で、SYDのビジネスラウンジでは座席数が30%以上増える予定です。
2025/12/8からSYD国際線ビジネスラウンジは改装の第2段階に入り、外側の拡張工事に続く内部改修が本格化します。
完成は2027年の計画で、ロンドンやニューヨークへの超長距離路線「Project Sunrise」開始のタイミングに合わせる形となります。
SYDのビジネスラウンジには約150㎡の屋外テラスが初めて設けられ、新鮮な空気や自然光の中で出発前の時間を過ごせるようになります。
さらに、ライブキッチンでの一皿料理、バリスタのコーヒーや選び抜いたドリンクが並ぶバー、用途に応じて利用できる多様なゾーン、USB-C やワイヤレス充電に対応した席など、利便性も大きく向上します。
工事期間中は、ターミナル1内の仮設ビジネスラウンジやプラザプレミアムラウンジが代替として利用でき、サービスが途切れることはありません。
AKL国際線の新ラウンジは2025/12/17に正式オープン予定で、タスマン線やJFK直行便の利用者にとって、より上質な出発前の空間を提供します。
QFはタスマン路線の強化を続けており、アデレード(ADL) – AKLの季節運航の開始、さらに2025/12/7からはAKL – パース(PER)線も加わります。
また、SYDやAKL以外でも、ロサンゼルス(LAX)のビジネスラウンジやオーストラリア国内のリージョナルラウンジのアップグレードが進行中です。
アデレードの国際線再開について
QFは約10年ぶりとなるアデレード(ADL)発着の国際線を開始し、AKLの直行便が就航しました。
この路線により、南オーストラリアの利用者はQFの国際線ネットワークによりスムーズにアクセスできるようになり、観光需要の拡大にも寄与します。
季節運航で、使用機材はB737-800(Wi-Fi搭載、2-2配列のビジネスクラス)。
運航は週4便で、約4時間15分のフライトです。
まとめ
先日、QFファーストクラスに搭乗してきました。
詳細は改めて動画にまとめてアップをしますが、サービス・食事含め良い印象です。
ワンワールド修行で今後、オーストラリア国内線にも搭乗する機会があると思いますが、新しくなったQFラウンジも見てみたいと思います。
