最近、ラディソングループのポイントプログラム「ラディソンリワード」の最上級ステータスであるプラチナステータスを獲得する機会がありました。

ラディソンホテルは特に北欧で重宝しそうなのですが、ポイントプログラムの仕組みがわかっていなかったので調べてみました。

ラディソンリワードというと、「いいホテルがない」とか 「ポイントを貯めるのが大変なんだろう」といった印象があります。
　
ラディソンリワードは、ハイアットをも凌ぐポートフォリオを持ち、世界中にハイエンドなホテルをたくさん持っているだけでなく、無料宿泊を獲得することに関してもトップクラスだったりします。
　
寛大なリワード構造、達成可能なエリートステータスのおかげで、ラディソンの無料宿泊を獲得するのは結構簡単です。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

ラディソンリワードのエリートステータス

ラディソンリワードにはクラブ、シルバー、ゴールド、プラチナという4つの会員ランクがあります。
　
すべての会員はClubレベルからスタートし、ホテルでの滞在や宿泊を完了することでステータスがアップしていきます。
　
ラディソンリワードのステータスの素晴らしいところは、特典宿泊がエリートステータスにカウントされることです。
　
これは、ポイント＋キャッシュとフル特典宿泊の両方に適用されます。
　
そのため、ポイントを交換した場合でも修行ができます。
　
会員はUSD1利用につき20ポイントを獲得し、いくつかの特典を受けることができます。
　
・オンラインまたはアプリからの予約で10%の会員限定割引
・参加ホテルのレストランでの飲食5%割引
・1滞在につきボトルウォーター2本無料

シルバーステータス(9泊/6滞在)
・利用金額USD1につき22ポイント
・飲食10%割引
・ロールオーバー宿泊
・客室の無料アップグレード(空室状況による)
・アーリーチェックインとレイトチェックアウト(空室状況による)
　
ゴールドステータス(30泊/20滞在)
・利用金額USD1につき25ポイント
・飲食15%割引
・ウェルカムアメニティ
・72時間空室保証
　
プラチナステータス(60泊/30滞在)
・利用金額USD1につき35ポイント
・無料朝食
・飲食代20%割引
・48時間空室保証
・プラチナ会員専用サービスライン
　
残念ながら、朝食の特典は他のプログラムと比較するとやや限定的です。
　
北米、中南米、アジア太平洋地域では、朝食が無料になるのはプラチナ会員のみで、同室の宿泊客は無料になりません。
　
ですが、ヨーロッパ、アフリカ、中東では、この特典は2名まで適用されます。

ラディソンリワードポイントの利用方法

ラディソンリワードには7つのホテルカテゴリーがあり、会員はポイントを数種類のアワードに交換できます。
　
スタンダードアワードは1泊につき9,000～70,000ポイント、プレミアム・ルーム・アワードは105,000ポイント、ポイント＋キャッシュ・アワードは5,000ポイントから利用できます。
　
このため、無料宿泊特典の交換に十分なポイントがない場合や、プレミアムルームを予約したい場合にも柔軟に対応できます。

　

ラディソンリワードについて知っておくべきこと

ラディソンリワードのポイントは1ポイントJPY0.6くらいの価値があると言われています。
　
ポイントで予約するか現金で予約するかを決める際には、この点に注意してください。
　
たとえば、70,000ポイントをカテゴリー7の特典に交換する場合、現金のレートが1泊あたり最低でもJPY42,000であることを確認してください。
　
そうすることで、苦労して貯めたポイントを最大限に活用することができます。
　
ラディソンホテルのお得にポイント泊ができるホテルをいくつか紹介します。

カテゴリー1(1泊9,000ポイント)

パークイン・バイ・ラディソン・サムスン
ラディソン ブル ホテル カイロ ヘリオポリス

カテゴリー2(1泊15,000ポイント)

パーク イン バイ ラディソン ブダペスト

カテゴリー3(1泊28,000ポイント)

パーク・イン・プラハ
パークプラザ バンコク ソイ18

カテゴリー4(1泊38,000ポイント)

ラディソン ブル ホテル カーディフ
ラディソン ブル エリザベテ ホテル、リガ
ラディソン ブル リゾート ゴア カベロッシム ビーチ

カテゴリー5(1泊44,000ポイント)

ラディソン ブル アストリッド ホテル アントワープ
ラディソン ブル アレクサンテリ ホテル ヘルシンキ
ラディソン ブル レジデンス ドバイマリーナ
ラディソン オン フラッグスタッフ ガーデンズ メルボルン
ラディソンREDグラスゴー

カテゴリー6(1泊50,000ポイント)

ラディソン ホテル アンド スイーツ シドニー
ラディソン コレクション ホテル、グランプラス ブリュッセル

カテゴリー7(1泊70,000ポイント)

パラッツォ・モンテマルティーニ・ローマ ラディソン・コレクション・ホテル
ラディソン ブル ボスポラス ホテル イスタンブール
ラディソン ブル プラザ シドニー

まとめ

ラディソンリワードの最大の欠点のひとつは、2024年8月現在移行提携先がないことです。
　
日本にもかつて、成田空港(NRT)近くに1軒、ラディソンホテルがありましたがいまはありません。
　
ラディソンに宿泊するには海外へ行かなければいけませんが、せっかくプラチナステータスを獲得したので利用してみようと思います。