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南アフリカ航空(SA)の長距離路線再就航計画

南アフリカ航空(SA)の長距離路線再就航計画

南アフリカ共和国の国営航空会社である南アフリカ航空(SA)は、2023年4月で運航再開からちょうど1年半が経過し、長距離の大陸間定期便を再開する準備が整ったことを明らかにしました。
 
再就航の計画を探ってみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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長距離線の路線は

南アフリカ航空(SA)は数ヶ月以内に、ブラジルのサンパウロ(GRU)やオーストラリアのパース(PER)など、いくつかの都市への長距離便の運航を再開することを検討しているようです。
 
また、ロンドン(LHR)、ニューヨーク(JFK)、ワシントンDC(IAD)への長距離便の運航再開も計画の中に入っているようです。
 
GRUとPERのどちらかは、2023年7月か8月に販売を開始し、その1ヵ月後くらいに運航を開始する予定です。
 
アメリカでは規制の問題もあり、12カ月間飛行機に乗らないと路線の権利を失ってしまうそうです。
 
なので、12カ月ごとにアメリカ運輸省に嘆願して、もっと時間を確保してもらわなければならない状態で、なかなか大変みたいです。
 
長距離路線再開のための機材については、エアバス A330で長距離路線を再開する一方、かつて使用していたエアバス A350の一部を奪還する計画も立てているようです。
 
SAはまた、ケープタウン国際空港(CPT)に国際ハブを再確立することも検討しており、2026年頃までにはCPTからヨーロッパへの直行便が運航される予定です。
 
CPTからの国際線就航先としては、ドイツのミュンヘン(MUC)が検討されています。
 
世界の航空会社の中にはCPTへ運航している航空会社もあるので、大きさとしては十分なのでしょう。

ケニア航空(KQ)との関係

現在エアバス一辺倒のSAが、将来的にはボーイングの顧客になるかもしれない可能性があるようです。
 
その原因は、ケニア航空(KQ)です。
 
現在SAはKQと戦略的パートナーシップを結んでおり、KQはボーイング787を使用しています。
 
KQとSAでは、立場的に強いのはKQ。
 
SAが2020年に倒産により経営破綻し、その後1年以上地上待機していましたが経営再建計画により、2021年9月、商業運航に復帰しました。
 
まだまだ経営的な体力がない中、同じスターアライアンスメンバーのエチオピア航空(ET)ではなくKQと提携したことは興味深いです。

まとめ

SAはA340-300とA330-300を含む9機の航空機を保有しています。
 
2023年5月末までに2機目のA330を追加する予定で、さらに6機の航空機を取得するために必要な認可をから得たそうです。
 
SAの機材はA320が5機、A330が1機更に増える予定です。
 
JNBからPER, GRUいずれの路線も楽しみです。
 
この2つの路線が実現すれば、南半球だけで大西洋を横断できるフライトが実現します。

KQとの合併も噂されていますが、合併後は是非、ぜひともKQ寄りのスカイチームへ加盟して欲しいです。
 
スカイチームメンバーのマイレージを使って、南半球の大西洋横断をしてみたいです 🙂

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