シンガポール航空(SQ)は、チャンギ国際空港(SIN)ターミナル2にある「シルバークリス・ラウンジ」と「クリスフライヤー・ゴールドラウンジ」の全面改装に着手し、今後2年間で約4,500万シンガポールドル(約50億円)を投じて、拠点空港における地上サービスの品質向上を図ります。

T2のラウンジが新しくなる

工事は2025/4/15から段階的に進められ、2027年半ばの完成を予定しています。
　
改装後のラウンジは、現行よりも50%広くなり、座席数も大幅に増加。
　
さらに、SINターミナル3のフラッグシップ・ラウンジに採用されているデザイン要素や最新の設備、バリエーション豊かな食事・飲み物のサービスも取り入れられる予定です。
　
新しく生まれ変わるファーストクラス「シルバークリス・ラウンジ」には、開放感ある高い天井や床から天井までの窓が設けられ、より広々とした空間に。
　
バリスタによるコーヒーサービスなどを楽しめる上質なバーも設置されます。
　
ライブキッチンでは、シンガポールやアジア、西洋の料理が幅広く提供され、セルフサービスのビュッフェエリアも拡充されます。
　
ビジネスクラス用の「シルバークリス・ラウンジ」も30%拡張され、リクライナーでくつろげる休憩スペースや、ソファ、ウィングバックチェア、作業用ポッドなど多彩な座席を備えたラウンジエリアが設けられます。
　
セルフサービスビュッフェにはアジア料理と西洋料理が並び、フルサービスバーでは朝は淹れたてのコーヒー、夜はカクテルなどを楽しめます。
　
「クリスフライヤー・ゴールドラウンジ」(ビジネスクラスに搭乗しないスターアライアンス・ゴールドメンバーが対象)は、収容人数が2倍に増え、アームチェアやワークステーション、ダイニングスペースなど、利用目的に応じた座席が用意されます。
　
また、シャワールームやラウンジ内のトイレといった新しい設備も導入されます。
　
改装工事は、利用者への影響を最小限に抑えるため、段階的に進められます。
　
ファーストクラスラウンジの工事は2025/4/15に始まり、2025年第4四半期に完成予定。
　
ビジネスクラスラウンジは2025年後半、ゴールドラウンジは2026年前半から工事が始まる見込みです。

まとめ

これは、個人的には朗報です。
　
SINのT2のSQラウンジはT3に比べるとなんだかちょっと古臭くて、SQ便がT2発だとちょっとガッカリします。
　
先日搭乗したジャカルタ(CGK)行きのファーストクラスもT2発だったので、わざわざT3に移動してプライベートルームで時間を過ごし、T2に移動してました。

新しくなったファーストクラスは、ぜひ体験しに行きたいですね。