スカンジナヴィア航空(SK)のスカイチーム加盟後の戦略
SASスカンジナビア航空(SK)は、2025年夏期よりコペンハーゲン(CPH)発の路線を大幅に拡大し、スカンジナビアおよび北欧発着の主要国際ゲートウェイとして位置づけることを発表しました。
エールフランス航空(AF)/KLMオランダ航空(KL)の支援を受けてスカイチーム入りして、攻めの姿勢に入ったようです。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
SKの戦略
SKは、シアトル(SEA)への長距離路線を含むコペンハーゲン(CPH)発の新規15路線を発表しました。
CPHからヨーロッパおよび大陸間の都市への直行便が新たに加わることで、SKとスカンジナビア半島のグローバルハブとしての成長を計画します。
新路線は、クラクフ(KRK)、マドリード(MAD)、ブダペスト(BUD)、リヨン(LYS)、バレンシア(VLC)、マルタ(MLA)、ブカレスト(OTP)、ミラノ・リナーテ(LIN)、セビリア(SVQ)、トゥルク(TKU)、ビルン(BLL)、クリスチャンサン(KRS)、ハルスター/ナルヴィーク(EVE)、ボド(BOO)です。
2025年5月よりCPH発SEA行の新路線も就航されます。
さらに、ストックホルム(ARN)、オスロ(OSL)、プラハ(PRG)、ベルリン(BER)、ヘルシンキ(HEL)といった主要都市を含む既存15路線の運航頻度を増やし、CPHのグローバルハブとしての地位を確固たるものにします。
2024年9月にスカイチームに加盟したSKは、グローバルな事業展開に力を入れており、CPHを国際線の主要ハブとして引き続き発展させていく予定です。
ヨーロッパ大陸に位置するCPHの魅力的なロケーションにより、北欧、中欧、西欧を同日中に効率的に移動することが可能になります。
CPHはまた、ヨーロッパと北米、アジアを結ぶ長距離路線の重要な経由地としても機能します。
新たなオーナーシップと再編の成功により、SKは競争力と財務体質の強い航空会社として生まれ変わりつつあります。
SKはOSLとARNから効率的なサービスを提供し続けます。
OSLは、60以上の目的地へ毎日最大125便を運航し、地域旅行とヨーロッパ旅行に重点を置きます。
さらに2025年夏より、OSL – ニューヨーク(JFK)間に季節運航の新路線を導入し、大西洋路線との接続性を向上させます。
直行便70路線以上、毎日120便を運航するARNは、SKが最近発表したBraathens Regional Airwaysとの提携により、地域航空サービスを最適化することで、ヨーロッパおよび大陸間旅行の重要なゲートウェイであり続けます。
まとめ
スカイチームとしてのSKは、個人的にはとても魅力的です。
今度早速、スカイチームになったばかりのSKに搭乗して来ようと思います。
そして、乗りそびれてしまったSKのA350搭乗にも、再びチャレンジしたいと思います。
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