ハイアットに代わりヒルトンがSLHと提携へ
ヒルトンが、世界560軒の独立系高級ホテルのプラットフォームであるスモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)の新たなパートナーとなることになりました。
このパートナーシップはヒルトンのラグジュアリーネットワークを大きく後押しするもので、現在ヒルトンはウォルドーフ・アストリア、コンラッド、LXRといったブランドのみですが大きく強化されます。
とても興味深いニュースだったので、少し掘り下げてみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
SLHの提携の歴史
SLHは2018年以来ハイアットのパートナーであり、特にアップル・レジャー・グループの買収前は、ハイアットが少なかったヨーロッパでのハイアットの軒数を大きく増やしました。
MGMホテルズ&リゾーツは2023年、マリオットとの提携を2024年初めに開始する予定で、ハイアットから乗り換えました。
SLHとヒルトン
SLHとヒルトンのパートナーシップは、今後数ヶ月のうちに完全に展開される予定で、すべてのヒルトン・オナーズ会員がSLH参加ホテルでの宿泊を予約し、ヒルトン・オナーズポイントを獲得・利用できるようになります。
参加するSLHホテルはヒルトンの予約チャンネルに表示されるため、直接予約するヒルトン・オナーズ会員以外でも、SLH提携ホテルでの滞在を選ぶことができます。
「参加」とあることから、すべてのSLHホテルがヒルトンとの提携に参加するわけではないようです(ハイアットとの提携と同様)。
SLHの地域別内訳は、ヨーロッパが約60%、アメリカが20%、アジア太平洋地域が20%です。
ヒルトンの高級志向
さらにヒルトンは、グラデュエート・ホテルズの買収を検討しているとの報道がありました。
グラデュエート・ホテルズは、大学都市や高等教育が盛んな都市にあるライフスタイル・ホテルの小規模チェーンです。
マリオット、ハイアット、IHGのような競合他社は近年、自社のポートフォリオや地理的ネットワークの穴を埋めるために買収を行っていますが、ヒルトンは通常、自社ブランドを成長させてきました今後買収のをする機会もより多くなる見通しです。
まとめ
SLHはハイアットの時代にいくつか宿泊したことがあります。
東京駅にある東京ステーションホテルもその一つで、朝食が美味しくないと参加することができないホテルグループでもあります。
SLH自体も入れ替わりが結構あるので、氣になっているホテルがあってハイアット/ヒルトンのポイントで宿泊できるようになっていれば、すぐにでも宿泊した方が良さそうです。
これから、ヒルトンも楽しみになりますね。
自分はクレジットカードを持たずにヒルトンダイヤでいられるので、ちょっと面白そうなホテルがあったらヒルトンダイヤとしてどのくらい恩恵を受けられるのか、試しに宿泊してみたいと思います。
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