スターウッド(SPG)とマリオット / リッツカールトンのステータスマッチをやってみる
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
先日、マリオットとスターウッド(SPG)のポイントプログラムについての投稿をしましたが、ついにマリオット・スターウッド側から公式のアナウンスがありました!
自分はスターウッド(SPG)の会員なので、SPGからメールが届きましたのですが、
双方向のステータスマッチ
ポイントの相互交換
を知らせる内容で、メールを見た瞬間
これでマリオット/リッツカールトンにも上級会員として泊まれる!
と思い喜んで妻にも見せたのですが、妻は全く興味なし^^;
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マリオットとリッツカールトンについて少々
マリオットはマリオット・インターナショナル(Marriott International)というホテルグループで、日本にも展開しています。
大きなホテルには「ホテルチェーンコード」というものが割り当てられていて、マリオット・インターナショナルは
MC
となっています。
ホテルブランドは
マリオット・ホテルズ&リゾーツ
ルネッサンスホテルズ
JWマリオット・ホテルズ&リゾーツ(英語版)
コートヤード・バイ・マリオット
マリオット・エグゼクティブ・アパートメンツ
レジデンス・イン・バイ・マリオット
フェアフィールド・イン・バイ・マリオット
マリオット・コンフェレンス・センターズ
タウンプレイス・スイート・バイ・マリオット
スプリングヒル・スイート・バイ・マリオット
エディションホテルズ
オートグラフ・コレクション・ホテルズ
マリオット・バケーション・クラブ
という感じなのですが、リッツカールトン(The Ritz-Carlton)も実はマリオットの傘下にあるホテルです。1998年にマリオットがリッツカールトンを買収したんですが、日本ではあまり大々的にはアピールしていないようですね。
リッツカールトンはマリオット・インターナショナルのブランドのひとつではありますが、ポイントプログラムも独立していて、従来のマリオット・インターナショナルに属している他のブランドとは一線を画した運営を行っています。
前述のホテルチェーンコードも独立していて、
RZ
が使われています。
ちなみに、スターウッドは
SW
です。
ステータスマッチとは
今回のお知らせにあった「ステータスマッチ」ですが、ステータスマッチとは、例えば
あるホテル(B)のゴールド会員が、別のホテル(A)に泊まる際もゴールド会員として扱って欲しい理由から、そのホテル(A)に対して、ゴールドのステータスを貰えないか、と申請をすること
です。ホテルだけでなく航空会社でも盛んに行われています。
あまりおおっぴらにはされていませんが、直接ホテルにメールを送ることで同じステータスをもらえることがあります。
今回の場合、このステータスマッチによって、
SPGゴールド会員 -> マリオット / リッツカールトンのゴールド会員
になることができます。
ステータスマッチをするには
自分はマリオット / リッツカールトンの会員ではないのでいずれかのホテルのポイントプログラムのメンバーになり、SPGのゴールド会員の資格(ステータス)をいずれかのポイントプログラムにマッチさせることになります。
マリオット・リッツカールトンどちらの会員にもなることはできないようです。
ただ、マリオットの会員になればリッツカールトンに泊まる際にゴールド会員の特典を利用することができるし、マリオットのポイントを貯めることができます。
マリオットの会員登録をして、ステータスマッチをすれば結局、リッツカールトンのゴールド会員にもなれるので、新たにマリオットのメンバーになることにしました。
マリオット リワード会員の方は、ザ・リッツカールトンでポイントやエリートナイト クレジットを獲得でき、エリート特典を受けられます。ザ・リッツカールトン リワード会員の方は、マリオット・ホテルでポイントやエリートナイト クレジットを獲得でき、エリート特典を受けられます。
※マリオット公式サイトより引用
それぞれのゴールド会員の特典
それぞれポイントプログラムの、ゴールド会員の主な特典は以下のようになっています。
マリオット
リッツカールトン
SPG
何といっても、マリオットの朝食が無料になるのがうれしいですね。
ポイントの相互交換もできる
マリオットのポイントと、SPGのスターポイントを交換できるようになりました。
交換比率は、
マリオット : SPG = 3 : 1
リッツカールトン : SPG = 3 : 1
となっています。
つまり、SPGの1ポイントが、マリオット / リッツカールトンの3ポイントになるわけです。
ちょっと工夫をすれば・・・
これは使い方によってはかなりお得な交換比率になると思います。
どういうことかというと、それぞれのプログラムの無料宿泊に必要なポイントは以下の通りとなっています。
マリオット
リッツカールトン
SPG
もしSPGのポイントを15000ポイント持っていれば、これを1 : 3で交換してマリオットの45000ポイントが必要なカテゴリ、つまりカテゴリ9(最高ランク)のホテルに泊まれちゃうんです。
マリオットのカテゴリ9のホテルは日本にはありませんが、一番近いところだと香港の
JW Marriott Hotel Hong Kong
があります。
↓こんなところです
ポイントをうまく貯めて、マリオットの最高クラスのホテルに泊まってみたいですね!
また、リッツカールトン東京はカテゴリ4に属し、マリオットの60000ポイントが必要なのですが、これもSPGのポイントを20000ポイント交換すればOKです。
マリオットにステータスマッチをしてみよう
では早速、マリオットの会員になってステータスマッチをしてみましょう。
送られてきたメールのリンクをクリックしてみます。
ログイン後、↓の画面が出てきました。
マリオットのメンバーではないので、’Join Now’をクリックします。
マリオットのサイトで会員登録
必要事項を記入して、JOINをクリックします。
SPGにリンク
‘LINK WITH SPG’をクリックすると、SPGのページへ移動します。
‘SIGN IN TO SPG’をクリックします。
‘CONTINUE’をクリックします。
SPGのログイン画面が表示されるので、会員番号を入力してログインします。
‘LINK’ボタンをクリックして、ステータスマッチ完了!
マリオットのゴールドメンバーになれた!
↑のメッセージが表示されれば、ステータスマッチ完了です!意外とすんなりいきましたね。
トップページでもゴールド会員になったことが確認できます。
スマートフォンのアプリも、ちゃんとゴールドステータスになってました。
SPGアメックスカードはどうなるのか?
SPGから送られてきたメールによると、「何も変更がないから、引き続き楽しんでください」とのこと。
とりあえず、一安心。
まとめ
とりあえず、2018年まではそれぞれの会員プログラムが継続されるそうなので、それまでは今の状態が続きそうです。
2018年以降ポイントプログラムが統合されたりしたらSPGアメックスなんかもどうなるかわかりませんが、今のうちにマリオット / リッツカールトンにも泊まりに行こうと思います。
早くセール情報来ないかな 😀
Let’s make the most of these benefits!
SPGアメックスカードについて
自分がSPGのゴールド会員になれたのは、SPGアメックスカードを持っているからです。
このSPGアメックスカードですが、年会費が年会費はJPY31,000(税抜)と高めです。
しかし、
1. 1年毎の更新で、ホテル無料宿泊特典をもらえる
2. カードを保持している間は、SPG ゴールド会員特典がずっと付与される
⇒ずっとSPG / マリオット / リッツカールトンのゴールド会員でいられるわけです!
という2つの特典を活用すれば、実質の年会費はかなり安くなります。
というか、SPGのホテルでJPY31,000以上するホテルに宿泊すれば、年会費は実質ほぼ無料です。
SPGアメックスカードは100円で1ポイント、スターウッドポイントとしてそのまま貯まるんですが、このポイントを20,000ポイント貯めて航空会社のマイルへ交換するときは、5,000ポイントのボーナス付きで交換できちゃうんです。
つまり、
20,000ポイントが25,000になって交換される
わけなんです。
紹介制度でSPGアメックスカードを手に入れる
SPGアメックスカードには紹介制度があって、カードホルダーからの紹介だと、審査が通りやすいとかやすくないとか。
また、紹介を受けた人に、いきなり17,000ポイントが付与されちゃうんです。
17,000ポイントあれば、前述の方法でポイント交換後マリオットの最高ランクホテルに実質無料で宿泊することも可能です 🙂
興味を持たれたら、ぜひこちらのリンクからお申込みください! 🙂
SPGアメックスカードの申し込みはこちら
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