タイ国際航空(TG)の新しいエアバス A320ビジネスクラスシート

タイ国際航空(TG)は、ナローボディ機の内装を刷新する予定です。
この変更により、同社はフリート計画の柔軟性を大幅に向上させることが期待されています。
この取り組みは2024年初頭に発表されましたが、どのような仕様になるのか、そしていつ導入されるのかが明らかになりました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
TGの新しいビジネスクラスシート
TGは、かつてのタイスマイルと比べ同等の低運賃を提供するわけではありませんが、この変更により、よりシームレスな旅行体験が実現されることになります。
ただし、旧タイスマイルの機材は、プレミアムエコノミーとエコノミーのみの構成で、プレミアムエコノミーは中央席を空けたエコノミー座席となっています。
TGはこの状況を改善する予定です。2025年1月以降、同社はA320全機を新しい標準キャビンへと順次変更されます。
A320は全156席に改装され、12席のビジネスクラスと144席のエコノミークラスを備えます。
ビジネスクラスの座席は2-2配列で、シートピッチ38インチ、リクライニング5インチを確保し、アメリカ国内線のファーストクラスと同等の快適さを提供します。
A320にはWi-Fiも新たに導入されます。
これらの改装は、乗客体験の向上を目的とした素晴らしい取り組みであるだけでなく、TGの機材運用の最適化にもつながります。
TGはタイスマイルから引き継いだ20機のA320を保有しています。
タイスマイルが運航していた当時、TGのフリートにはワイドボディ機のみが含まれていました。
ただ、これらの改装機材は、TGのワイドボディ機に比べるとまだやや劣ることになります。
特に、ワイドボディ機の多くがフルフラットシートを備えている点と比べると、A320に効率的な配置でフルフラットシートを導入しなかったのは残念です。
まとめ
完璧ではないものの、改装されたA320はより、時代にマッチした仕様となるでしょう。
Wi-Fiが利用できるのは良いですね。
新しい内装を備えることで、これらの機材が飛行する路線の種類も拡大することが予想されます。
新しいシートで、今まで行ったことのない場所へ行くのも楽しみですね。
ただ、自分がTGに搭乗する機会があるか、はまた別のお話。
スターアライアンス修行で搭乗する可能性はゼロではありませんが、スターアライアンスメンバーのフライトは搭乗する航空会社が限られてくると思います。