各ホテルチェーン別・Avios獲得のベストな設定まとめ(BA向け)
AviosハンターのPAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
以前から、BAのAviosのマイレージはフライト以外でも貯まる、というお話をしてきました。
その一つが、ホテル宿泊です。
自分はいくつかのホテルチェーンのメンバーでもあるのですが、全部が全部、ホテルのポイントを貯めているわけではありません。
有効期限が来る前にAviosに交換してしまったり、そもそもポイントではなくAviosに加算するような設定にしていたりします。
今日は、各ホテルチェーン毎の、Aviosを獲得するための設定方法を説明したいと思います。
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アコーホテルズ(AccorHotels)
アコーホテルズ系列のホテルであれば、ポイントの獲得先をIBに登録しましょう。
その理由を、過去の記事で説明しています。
アコーホテルズ宿泊でブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosを効果的に貯める方法
ヒルトン(Hilton)
ヒルトン系列のホテルも、ポイントの獲得先をIBに登録します。
ヒルトン宿泊でブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosを効果的に貯める方法
IHG
IHGはインターコンチネンタルホテルなどを展開しているホテルグループです。
ブランドは、
という感じです。
IHGのリワードポイントは、1USDで10ポイント獲得できます。
※キャンドルウッド・スイーツより下は、1USDで5ポイント獲得
10,000 IHGリワーズクラブポイント = 2,000 Avios
で交換できます。交換比率は、
5 : 1
です。
なので、
USD1,000 = 2,000Avios
という計算になります。
Aviosに即時移行する場合は、
USD1につき2Avios獲得できるホテル
・インターコンチネンタル
・クラウンプラザ
・ホテル・インディゴ
USD1につき1Avios
・ホリデイ・イン
・ホリデイ・イン エクスプレス
・キャンドルウッド スイーツ
・ステイブリッジ スイーツ
という感じなので、設定は
基本Avios即時移行で、
に宿泊する際は、宿泊前にIHGのポイント獲得に設定を切り替える
がベストです。
IHGは、BAもIBもAvios獲得比率は同じなので、移行先はBAでいいでしょう。
ちなみに、IHGのコールセンターへ確認したのですが、ポイント + キャッシュで宿泊をした場合は、キャッシュで支払った部分に対してマイレージの獲得はできない、とのことでした。
あくまで、「ポイントを使った無料宿泊」という位置づけのため、だそうです・・・。
ハイアット(Hyatt)
ハイアットはパークハイアットやアンダーズなどを展開しているホテルグループです。
ブランドは、
という感じです。
ハイアットのゴールドパスポートポイントは、1USDで5ポイント獲得できます。
Aviosへの交換は、最低5,000ポイントから行うことが可能で、交換比率は
5,000ポイント = 2,000Avios
となります。
USD1,000 = 2,000Aviosですね。
BAのサイトには、こんな説明があります。
ハイアット ゴールドパスポート2.5ポイントにつき1 Aviosを獲得できます。
ハイアット ゴールドパスポート ポイントのAviosへの交換は、最低5,000ポイントから行うことが可能で、2,000 Aviosに相当します。
ハイアット ゴールドパスポートの追加交換単位は1,250ポイントで、追加交換単位につき500 Aviosを獲得します。
1回の交換で50,000ハイアット ゴールドパスポート ポイントを交換すると、さらに5,000 Aviosポイントボーナスを獲得できます。
つまり、50,000ポイントまで貯めて交換すると、25,000Aviosがもらえることになります。
Aviosに即時移行する場合は、
1回の滞在で、500Avios獲得できます(連続で何泊しても、1滞在とカウントされます)。
ただし、滞在毎にAviosを獲得するには、必ずチェックインする際に会員番号を申告する必要があります。
そのため、設定は
・1泊での利用が多い、宿泊費がUSD249以下 -> 即時移行
・数泊での利用が多い、宿泊費がUSD250以上 -> ゴールドパスポートポイントで獲得、50,000ポイントまで貯める
がベストです。
Hyattは、IBのAvios獲得はできないようです。
Marriott International
マリオット・インターナショナルの中には
があり、
と
でポイント体系が異なっています。
そのため、分けて説明をします。
Marriott/The Ritz-Carlton
マリオット/リッツカールトンに宿泊すると、1USD/10ポイント獲得できます。
Aviosへの交換は、
70,000ポイントで25,000Aviosに交換することができます。
USD7000 = 70,000ポイント = 25,000Avios
という計算になります。
Aviosに即時移行する場合、
マリオット・リッツカールトンはブランドによって
・USD1で2Avios
・USD1で1Avios
が分かれています。
例えばJW Marriottに宿泊すると、宿泊費がUSD1,000なら2,000Aviosを獲得できます。
ただし、ここで忘れていけないのはSPGの存在です。
SPGのスターポイントは20,000ポイントで25,000Aviosに交換することができます。
先程の例と比較してみると、
・Marriott/Ritz-Carlton -> 70,000ポイントで25,000Avios
MarriottのポイントはSPGのポイントに1 : 3の比率で交換できるので、SPGに交換後は23,333ポイントとなり、
・20,000ポイントで25000avios + 3,333スターポイント
になり、SPGに交換した方が3,333スターポイント分得をします。
そのため、設定は
Marriott/Ritz-Carltonホテルのポイントとして貯める -> 後でSPGに1:3で交換し、スターポイントが20,000ポイントになったら25,000aviosと交換
がベストです。
Starwood & Resorts
スターウッド系のホテルは言うまでもなくそのままホテルのポイント(スターポイント)を獲得して、20,000ポイント貯めたところで25,000に交換するのがベストです。
ちなみに、スターウッドでも1USDあたり2Avios(ゴールド会員以上は1USDあたり3Avios)を即時獲得できますが、20,000スターポイントを貯めて+5,000ポイントで交換した方が効率が良いです。
Best Western
ベストウェスタングループも、2017年10月からAviosを獲得できるようになりました。
獲得できるポイントなどは、別記事にまとめています。
ベストウェスタンホテル(Best Western)の宿泊で、Aviosが獲得可能に
ポイントを貯めてアマゾンや高島屋などのポイントにも交換することができますが、迷わずVSのマイレージに交換しましょう。
まとめ
基本的に、ホテルのポイントは航空会社のマイレージに交換すると交換比率が極端に悪くなります。
そのため、基本的にはポイントは交換せず、そのままホテルの無料宿泊のために利用するのがよいのですが唯一の例外がSPG(Marriott/Ritz-Carlton含む)。
20,000ポイントを一気に交換するのを前提とすると、航空会社のマイレージへ1 : 1.25という好比率で交換ができます。
なので自分はSPGアメックスカードを駆使して陸マイラー活動も行いつつ、ホテルに宿泊する際もできるだけMarriott Internationalのホテルに宿泊しつつ20,000ポイントを貯めて一気に25,000Aviosを獲得します。
これが、Aviosハンターには必要不可欠の、Aviosを効率的に獲得する有力な手段の一つです。
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