ターキッシュエアラインズ(TK)が羽田(HND)線の使用機材を「改悪」
ターキッシュエアラインズ(TK)は2022/3/27から始まった夏ダイヤで、イスタンブール(IST) – 羽田(HND)の増便を行いました。
それはそれで良いことなのですが、この増便に伴い、使用機材の変更もありました。
この変更は、自分にとっては「改悪」でしかないので、ちょっと恨み節を綴りたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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改悪概要
TKは、HND線を1日1便に戻すと同時に、使用する機材を
ボーイング B787-9
から、
ボーイング B777-300ER
に変更しました。
ボーイング B777-300ER
です。
もう一度言います。
TKのボーイング B777-300ER
です。
2クラス349席で、ビジネス49席、エコノミー300席です。
B787-9は2クラス300席、ビジネス30席、エコノミー270席です。
TKのB777-300ER機材のビジネスクラスは、エミレーツ航空(EK)と同様、2-3-2配列の機材。
つまり、ビジネスクラスであっても、「詰め込まれる」というわけです。
詰め込み型機材は過去に、EKもTKも体験済み。
Business Class Review : エミレーツ航空(EK) EK121 ドバイ(DXB) – イスタンブール(IST)
Business Class Review : ターキッシュエアラインズ(TK) TK90 イスタンブール(IST) – ソウル仁川(ICN)
以前TKに搭乗した際は、このB777-300機材に2回搭乗しなければいけないという目にも遭いました。
TKはしょっちゅう、直前の機材変更を行うので注意が必要なのですが、自分もその被害に遭ってしまいました。
その時は、TKのエアバス A350に搭乗するためにわざわざ調整して予約していただけに、落胆も一層です。
まとめ
少しずつ需要が回復してきて、航空会社としても損失を取り戻すべく乗客を詰め込みたい氣持ちもわかります。
ですが、ビジネスクラスで3列席がある、というのはどういう了見なんでしょうか。
満席近くなり、真ん中座席に詰め込まれてしまった場合、たった1枚の仕切りを隔てて両隣に人がいる、というのは全く落ち着くことができません。
特別感も何もなく、トイレに行くのにエコノミークラスと同様「すみません」と言いながら隣の人を跨いだりして通路に出なければいけない、あの氣まずさ。
TK自体は嫌いではないのですが、同じビジネスクラスの料金を支払うなら、何としても避けるべき機材だと思っています。
というわけで今年は、TKのHND発、ICN発はなるべく避けようと思います。
あとはもう一つ、エアバス A330機材も同様の座席配列なので氣をつけなければいけません。
幸い、今年は修行のためにスターアライアンスフライトに搭乗する必要はないので、改悪の煽りを受ける可能性は低そうですが、来年になったら機材が最低でもB787-9機材に戻ることを強く望みます・・・。
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