航空券を安く購入するためにコードシェア(共同運航便)を知る

航空券を安く購入するためにコードシェア(共同運航便)を知る

PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
 
 
あなたは、空港の出発ボードを見て、一つの出発時間に複数の便名が表示されているのを見たことがありますか?
 
あれはコードシェア(共同運航便)というもので、多くの航空会社が利用しているものです。
 
それではこのコードシェア(共同運航便)、いったい何者なのでしょう?

コードシェア(共同運航便)とは

コードシェア(共同運航便)とは、ひとつの運航便で複数の「コード」(便名)を分け合うということで、A社の運航する便にB社、C社の便名が相乗りする(AA001便、BB0002便、CC0003便)状態をいいます。
 
このような場合、旅客はそれぞれの便名を付けている会社から航空券を買っているので、購入した航空券の価格もそれぞれ違いますし、マイレージ加算ルールなどもそれぞれの発券航空会社のものが適用されます。
 

「共同運航便」と「コードシェア」は、厳密な意味では異なる

現在は
 
「共同運航便」
 

 
「コードシェア」
 
は同義語として使われていますが、厳密に言うと、
 

  • 共同運航便
  • 両社がともにオペレーションに関わるもの。
    -> 機材と運航乗務員は片方の会社が提供しますが、双方の客室乗務員が乗務し、機内誌なども双方の会社の物を搭載するという形態です。

  • コードシェア
  • 一方だけがオペレーションに関わるもの。
    -> 実際の機内サービスは完全に実運航会社のサービスであり、共同運航のように双方の客室乗務員が乗務するというようなことはありません。実運航会社のスタッフ(客室乗務員含め)のみが乗務します。
     
    搭乗手続きも「実運航会社」側で行われるので、注意が必要です。搭乗時は、実運航会社側のチェックインカウンターへ行きましょう。
     

    航空会社にとってのメリットは?

    なぜ航空会社はこのコードシェアを頻繁に行うかというと、共同運航の形態を取ることで、B社、C社は、自社の飛行機や乗員を使わずにA社の運航する路線での自社ネットワークを持てるようになるからです。
     
    他社便を他社便の名前のまま販売すると、価格設定は他社に委ねることとなり自由度が落ちますが、コードシェアとすることで自社の割引運賃やプロモーションを容易に行うことができるので、このこともコードシェアが頻繁に行える理由となっています。
     
     
    ちなみにコードシェアにおける運航会社を「オペレーティングキャリア」といい、それにコードを付けて売っている会社を「マーケティングキャリア」といいます。
     
    例 :
    成田(NRT) – アムステルダム(AMS)のKL862便は、他にも
     
    AF5134
     
    という便名がついています。
     
    このフライトをエールフランスのWebサイトで購入した場合は、
     
    マーケティングキャリア : エールフランス(AF)
    オペレーティングキャリア : KLMオランダ航空(KL)
     
    という風になります。
     
    実際はKL運航なのですが、AFでもこのフライトを販売できるというわけですね。
     

    コードシェアはアライアンスを越える

    コードシェア運航は、同じアライアンスに所属している航空会社同士が行うのが一般的です。
     
    しかし中にはアライアンスの枠を超えて提携し、コードシェア運航をしている航空会社もあります。
     
    例えば、日本航空(JL)はワンワールドに属していますが、スカイチームの中国南方航空(CZ)とコードシェア便を展開しています。
     
    成田(NRT) – 大連(DLC)の、
     
    CZ630
    JL5065
     
    がそうです。
     
    この場合、搭乗時のチェックインカウンターはオペレーティングキャリアのCZになるので、第一ターミナルへ行く必要があります。
     
    この辺りが、注意ですね。
     

    コードシェア便を購入するときは、常にもう一方の価格もチェックする!

    上で述べたように、コードシェアが行われている場合にはそれぞれの航空会社で価格が異なることがよくあります。
     
    例えば、

    成田(NRT) – アブダビ(AUH)を運航しているのはエティハド航空(EY)で、便名は
     
    EY871
     
    です。
     
    このフライトは更に、
     
    NH6361
     
    という便名もついています。
     
    全日空(NH)
     
    が、マーケティングキャリアとして販売をしています。
     
    13OCT – 17OCTの
     
    NRT – AUH
    エコノミークラス
     
    の料金を見てみると、
     
     
    EY : JPY68,630 –
    NH : JPY91,330 –
     
    となり、JPY30,000弱の値段の開きがあります。
     
    実際に乗るのはどちらもEYの機材。
     
    EYで購入してNHのマイレージ番号を登録する場合と、NHで購入してNHのマイレージ番号を登録する場合で、貯まるマイル数はほぼ同じ。
     
    どちらで購入するかは・・・明らかですね。
     

    コードシェア便かどうかを知る

    価格をチェックしようにも、その便がコードシェアかどうかがわからないと、調べようがないですよね。
     
    そんなときは、
     
    FlightStats
     
    というサイトを使いましょう。
     
    http://www.flightstats.com/go/Home/home.do
     
    テキストボックスの左側に航空会社の2レターコード(例 : KL)を、右側に便名の数字(例 : 862)を入れましょう。
     
    先程のKL/AFの例でいうと、画面下の方に、
     
    Codeshares:
     
    と書いてあれば、コードシェア便があることがわかります。
    kl862
     
    AF5134がコードシェア便であることがわかりますね。
     
    これを基にもう一度調べると、
    af5134
    Operated by (KL) KLM 862
     
    という表示がありますね。
     
    そしてこのコードシェア便は、大体数字4桁で、4000より大きい数字となっています。
    ※もちろん例外もあります
     
    こうやって、コードシェア便を調べることができます。

    まとめ

    このコードシェアを知ることで、航空券を安く購入することができる場合があります。
     
    旅行会社などのオンライン予約サイトで検索すると、コードシェアフライトもオリジナルフライトもすべて加味したものが表示されるのであまり意識していなかったかもしれませんが、直接調べることで思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれませんよ 🙂
     
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