IHGの軒数がドイツに急増します
IHGは、ドイツにおけるホテルを倍増し、200以上のホテルを展開します。
IHGが提携した大型契約の詳細をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
IHGとNOVUMの契約
IHGは、ドイツ最大の民間ホテル運営会社のひとつであるNOVUMホスピタリティと30年契約を締結しました。
NOVUMホスピタリティはドイツ国内で111のホテルを運営しており、残りの8軒はオーストリア、オランダ、イギリスにあります。
この契約により、2028年までにNOVUMの108軒のホテルと、さらに開発中の11軒のホテルがIHGに加わることになります。
これらのホテルの転換は2024年から開始され、段階的に行われる予定で、大半は今後24ヶ月間に行われます。
最終的には、IHGの規模は最大1.9%増加することになります。
この合意の一環として、IHGのホリデイインがNOVUMの「the niu」ブランドと統合され、52のオープンホテルとパイプラインホテルが新しい「Holiday Inn – the niu」共同ブランドになります。
NOVUMのthe niuは、「立地、アーバンアート、ポップカルチャにインスパイアされた個性的なデザインのホーテル」と説明されています。
IHGはすでにこの新ブランドのウェブサイトを立ち上げており、Holiday Inn – the niuは今後数ヶ月のうちにIHG Hotels & ResortsとHoliday Innのウェブサイト、およびIHG One Rewardsプログラムに追加されます。
IHGブランドの一つ・Garnerと長期滞在ブランドであるCandlewood Suitesも、この合意によりヨーロッパでデビューすることになります。
NOVUMのYggotel、Select、Novumブランドの56のオープンホテルおよびパイプラインホテルはGarnerに転換し、11のacora Living the CityホテルはCandlewood Suitesとなります。
この契約に基づき、IHGは既存ホテルの段階的転換後および開発中のホテルの開業時にフランチャイズ料を受け取ることになります。
ドイツ国内の強力なプラットフォームを構築することで、需要とIHGのブランド認知度を高め、ヨーロッパをはじめ世界各地でアウトバウンド旅行のシェアを拡大する狙いがあるそうです。
まとめ
2024年4月現在、ドイツにはその中にはリージェント(ベルリン)やインターコンチネンタルがあります。
ドイツで高級ホテル、というイメージがあまり湧きませんが、今度展開されるホテルブランドもホリデイインです。
ドイツでホテル滞在を楽しむ、と言うことはできないのかもしれませんが、インターコンチネンタルは一度宿泊してみたいですね。