11月 10, 2025
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リゾートフィーを抑えるポイント泊

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自分も一度メキシコ・カンクンで経験がありますが、旅行のたびに、ホテルでリゾートフィーを請求されるのは釈然としません。
 
オンラインでかなり高い宿泊料金を前払いしているのに、チェックインのときに「追加料金を払うことで特定のアメニティが利用できます」と書かれた紙を渡されるのを経験した方もいると思います。
 
しかも、その「特典」の多くは、もともと宿泊料金に含まれていると思っていたような内容ばかりです。
 
ちょっと工夫すれば、このリゾートフィーを回避できるようになります。

リゾートフィーとは

リゾートフィー(または「デスティネーションフィー」「アメニティフィー」「施設利用料」などと呼ばれることもあります)は、アメリカの多くのホテルで導入されている必須の追加料金です。
 
Wi-Fi、プールやジムの利用、ミネラルウォーター、搭乗券の印刷などのサービスをカバーする名目で設定されていますが、実際には宿泊料金を上げずに収益を増やす手段として機能している場合も少なくありません。
 
金額は1泊あたりUSD10〜50程度が一般的で、ラスベガス、ニューヨーク、マイアミなどの高級ホテルではそれ以上のケースも。
 
問題は、これらの料金が予約時の表示価格に含まれていないことが多く、チェックアウト時に合計金額を見て驚く宿泊客が後を絶たない点です。

ポイントでリゾートフィーを「ゼロ」にする方法

現金で支払う場合、1泊USD500近くに跳ね上がるヒルトンのホテルも、週末3泊分をそれぞれ75,000ポイントで予約できます。
 
合計で225,000ポイントを使用し、税金を含めて約USD1,500分を節約。

リゾートフィー免除

ラスベガスのリゾート・ワールドにある3つのホテル(コンラッド、ラスベガス・ヒルトン、クロックフォーズ)では、通常1泊USD55のリゾートフィーが課されます。
 
その料金には次のような「特典」が含まれています。
 
* Wi-Fi利用
* スマートTVでのキャスト機能
* スパ・フィットネス商品の15%割引
* スパ・トリートメントやフィットネス利用の5%割引
* カバナ利用5%割引
* プールチェア2脚の利用5%割引
* 市内・フリーダイヤル通話無制限
* 「PressReader」アプリで新聞・雑誌7,000誌以上にアクセス
 
この中で実用的なのはWi-Fiだけ。
 
しかも、現代のホテルであれば当然無料で提供されているものです。
 
もし現金で宿泊していたら、3泊でUSD165の追加出費になるところです。
 
ヒルトン・オナーズの特典宿泊(ポイント予約)ではリゾートフィーが免除されるため、これらの「特典」を無料で利用できます。
 
ホテルを予約する際は、料金にリゾートフィーが含まれているかを必ず確認することが大切です。

まとめ

ラスベガスなど一部の都市では、リゾートフィーを一時的に免除するキャンペーンを行うホテルも出ていますが、基本的には今後も続くと考えられます。
 
ただし、ポイントやマイレージを使えば、宿泊費を節約できるだけでなく、リゾートフィーも回避可能。
 
ヒルトンやハイアットのようなプログラムをうまく活用すれば、その分の浮いたお金を本当に楽しみたいことに使えます。

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Hotel

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