エティハド航空(EY)と香港航空(HX)はコードシェア提携およびマイレージプログラムの相互提携契約を締結しました。
主なポイント
香港(HKG) – アブダビ(AUH)間のHX便が、EY便として予約可能になりました。
また、EYが運航する一部路線を、HX便コードで利用できるようになり、日本の福岡(FUK)札幌(CTS)関西(KIX)沖縄(OKA)などの目的地も対象に含まれています。
これにより、一区間で乗り継ぎ・チェックイン・荷物の移動などが一本化され、旅行の利便性が高まります。
両社のマイレージプログラム、Etihad GuestとFortune Wings Clubは、今後お互いのネットワークでマイルの獲得・利用が可能になる予定です。
この提携により、Etihad Guest メンバーはHXのネットワークを通じてなマイレージ獲得と利用のアクセスが得られ、さらに高需要な日本路線でのコードシェア連携も加わることで、柔軟性・リーチの拡大が実現されます。
なぜ今この提携か
香港と中東・ヨーロッパ・アフリカを結ぶアブダビが、旅行・貿易・経済の架け橋としてますます機能しています。
両社ともにこの地位を活用し、旅客ネットワークを強化しようとしています。
また、EYは既に中国資本の海南航空(HU)と提携しており、今回のHXとの提携で、非アライアンス系のマイレージプログラムとしては最もパートナー数の多いネットワークとなる見込みです。
今後の展開
この提携が実効化されると、両社のマイレージ会員はそれぞれの航空会社のフライトを利用してマイレージを貯めたり、使ったりできるようになります。
実際にコードシェア便として予約できる範囲・対象機材・開始時期など、詳細は今後発表される予定です。
この提携により、AUHをハブとした「香港/中国圏・日本 <-> 中東・ヨーロッパ・アフリカ」の移動が、よりスムーズになりそうです。
マイレージプログラムを活用している旅行者にとっては、選択肢が一層広がる可能性があります。
まとめ
HXは一瞬、仙台(SDJ)にも就航していましたがもう撤退してしまいました。
エコノミークラスのみの機材だったので搭乗する機会はありませんでしたが、キャセイパシフィック(CX)と比べても日本路線として就航している都市は遜色ないので、運賃を抑えたい時はHXでも十分。
さらに、HX搭乗でEYのマイレージが貯まるようになるのはいいですね。
コツコツ貯めたらEYファーストクラス・レジデンスにいつか乗れるかも。
