2026年7月初旬頃、アメリカン航空(AA)マイレージによる日本航空(JL)便の特典交換が値上がりしているようだという噂がありました。
当時少し検索をしてみたところ、値上がりしているのはAA運航便の乗り継ぎを含むルートだけに見えました。
ですが、JLの国内線を含め、あらゆる乗り継ぎ便の追加が価格を押し上げています。
要点をまとめると、北米〜日本のビジネスクラス特典は片道60,000マイルから80,000マイルに跳ね上がり、ファーストクラス特典はノンストップでない場合、片道100,000マイルになりました。
これは紛れもなく改悪
これが全面的な改悪です。AAはパートナー特典チャートを更新していませんが、検索結果がすべてを物語っています。
ポジショニングフライトであれ乗り継ぎであれ、何かを加えると、各方向につき一律20,000マイルの上乗せになるのです。
したがって、価値を最大化する最善の方法は、直行のノンストップ便を発券することです。
こちらは今もビジネスクラス60,000マイル、ファーストクラス80,000マイルのままです。
ただし、別切りでポジショニングフライトを買う費用と、その節約が見合うかどうかは考える必要があります。
サンディエゴ(SAN) – ニューヨーク(JFK)のポジショニングフライトなら、20,000マイルの価値はあります。
一方、トロント(YYZ) – JFKなら、おそらく割に合いません。
旅程を1枚の航空券にまとめることには、手荷物のスルーチェックインや、イレギュラー運航時の保護といった価値もあるので、そこも判断材料に加えるとよいでしょう。
AAは良いマイレージプログラムだが
AAは群を抜いて優れた特典チャートを持ち(チャートを公表している唯一の会社です)、燃油サーチャージも転嫁しません。
ワンワールドはパートナー航空会社の特典交換は、驚異的なレートを維持してきました。
北米〜東京ノンストップ:ビジネス片道60,000マイル、ファースト80,000マイル
キャセイパシフィック航空(CX) 北米〜香港:ビジネス片道70,000マイル、ファースト110,000マイル
カタール航空(QR) 北米〜南アフリカ:ビジネス片道75,000マイル
イベリア航空(IB)/フィンエアー(AY) 北米〜ヨーロッパビジネス:片道55,000マイル
エティハド航空(EY) A380 アパートメント:AUS – SIN片道50,000マイル、AUH – ヨーロッパ62,500マイル、AUH – YYZ115,000マイル
ただ、CXのパートナー向け特典枠は事実上から消え去り、QRは特典枠の大部分を自社のAviosでないと予約ができないようになっています。
各社が最良の座席を自社ロイヤルティプログラム用に抱え込んでいます。
IBとAYはまずまずの特典枠を提供していますが、それなら入手がずっと容易なAviosで発券すれば済む話でもあります。
AAでパートナーを発券する現実
JLも、そもそも特典枠がほぼ見つかりません。
EYはもう少しマシで、特典枠の開放は出発間際に限られるものの、ファーストクラスの交換は十分に現実の射程内にあります。
中東〜アジア ビジネス:40,000マイル
JLのアジア域内:ビジネス30,000マイル、ファースト40,000マイル
日本〜オーストラリア/南太平洋 ビジネス:40,000マイル
EYA380 ファーストアパートメントはSIN – AUH – LON/PARの全行程を90,000マイルで発券可能
まとめ
せめてもの救いは、ノンストップ特典がビジネス60,000マイル、ファースト80,000マイルで据え置かれたことです。
AAには今もスイートスポットが残っていますが、特典枠の制限がどんどん広がっています。
北米域内の安価なAAエコノミー特典で今も十分な価値を得ておりますが、長距離路線をビジネスクラスで行きたいだけの人にとって、このプログラムを勧めるのは難しくなりつつあります。
