エア・カナダ(AC)は、Boeing 787-10 Dreamlinerの新しい機内仕様を発表しました。
ドア付きのリバースヘリンボーン型ビジネスクラスを採用するほか、機体前方には新たな上位クラス「Signature Plus」が導入されます。
同時にAirbus A321XLRの新キャビンも公開されました。
これらは、ACが「Glowing Hearted」と名付けた新しいデザインコンセプトの初の本格導入となり、過去最大規模の機内投資とされています。
機内レイアウト
B787-10は合計332席で構成されます。
* Signature Class(ビジネスクラス):42席
うち4席が「Signature Plus Suites」
* プレミアムエコノミー:28席
* エコノミークラス:262席
標準のSignature Classは、Adientの「Ascent」シートをベースとしたドア付きリバースヘリンボーン型スイートとなります。
これは近年、多くのドリームライナー採用航空会社で導入が進んでいる仕様です。
機内設備
* プレミアムキャビン:最大27インチ 4K OLEDモニター
* プレミアムエコノミー:16インチ
* エコノミー:13インチ
* Bluetoothオーディオ対応
* 全席 USB-C と AC電源
* タブレットホルダー
* 拡張された頭上収納スペース
新設「Signature Plus Suites」
機体最前方には4席の「Signature Plus Suites」が設置されます。
これは近年航空会社が導入を進めているビジネスクラス上位のカテゴリーとなります。
主な特徴:
* 約2メートルのベッド(通常より長いフルフラット)
* クォーツァイト素材のテーブル
* 同伴者用のゲストシート
* 収納スペース増加
* より高い仕切り壁によるプライバシー向上
中央2席はカップルや同僚向けに設計されており、仕切りパネルを開けると最大4人で共有可能な空間になります。閉じれば完全な個室として利用できます。
なお、販売方法についてはまだ発表されておらず、以下の可能性が検討されています。
* 有料アップグレード
* 上級会員向け特典
* 両方の組み合わせ
デザインコンセプト「Glowing Hearted」
787-10の新デザインは、カナダの水路をイメージしたエントランスから始まります。
特徴:
* ブロンズのロゴ
* グレー・ストーン調カラー
* 赤いステッチ
* 木目仕上げ
* ブロンズアクセント
これらはA321XLRと共通のデザインテーマとなっています。
就航時期
B787-10はA321XLRの後に就航予定で、2026年後半の導入が見込まれています。
ACは、B787-10を18機発注しています。
* A321XLR:モントリオール(YUL)・トロント(YYZ)発のヨーロッパ路線向け
* B787-10:既存の長距離国際路線に投入予定
まとめ
今回の発表により、ACはビジネスクラス上位市場にも本格参入することになり、今後の長距離路線の競争がさらに激しくなりそうです。
今年はついに北米大陸へ上陸する予定なので、カナダ発のフライトはACを優先的に予約してみようかと思います。
