2026年4月初め、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)が全運賃クラス(ビジネス/ファーストクラスのフレックス運賃を含む有償航空券)にとんでもなく高額なキャンセル/払戻手数料を導入しましたが、今度はこの方針をMiles & Moreの特典航空券にまで拡大してきました。
新しい運賃体系とペナルティ規定により、Miles & More特典のキャンセルに最大EUR1,500もの手数料が課されることになりました(一部の特典はそもそも払戻不可)。
Miles & Moreがダイナミックプライシングと新たなペナルティ制度を組み合わせて構築した特典航空券プログラムは、もはやこの時点で合理性を見出せません。
Miles & More経由でオーストリア航空(OS)のミュンヘン(MUC) – バンコク(BKK)便を予約した場合の例です。
ビジネスライト/セイバー運賃には払戻オプションが一切なく、ビジネスベースはマイレージと諸税を取り戻すのにEUR1,500ユーロ、ビジネスフレックスでもEUR1,000ユーロが課されます。
特典に対してキャンセルオプションを一切用意していないプログラムには、これまで出会ったことがありません。
特典が完全に払戻不可だったり、EUR1,500のキャンセル料が課されたりするというのは、もはや異常です。
ただ、これらはすべてルフトハンザ・グループ運航便での話です。
例えば全日空(NH)運航便を予約する場合、手数料がはるかに穏当なだけでなく、EUR50でキャンセルして全額払戻を受けることがいまも可能です。
自分なら、ルフトハンザグループのフライトは基本有償で予約しますが、特典の場合なら絶対に変更しない時かパートナー航空会社便を探します。
これは、柔軟性を必要とするビジネス利用客や旅行者が頻繁に予約する運賃クラスに対する、極めて硬直的なペナルティ制度です。
2025年6月にも、マイル&モアは特典航空券のリブッキング/払戻制度を全面的に変更し、一部の運賃では通常の特典航空券をキャンセルすると、諸税や燃油サーチャージまで全額失うようになっていました。
まとめ
Miles & Moreのマイレージは、特典予約以外の方法で使うに限りますね。
LHは、セネター以上のステータスがないと顧客が大切にされ、評価され、氣にかけられていると感じられる箇所は一つもありません。
ただ、一歩壁を乗り越えれば、結構快適なヨーロッパへの旅ができると思います。
