アコーとインディゴ(6E)の相互提携

アコーとインドの航空会社・インディゴ(6E)の親会社であるインターグローブは、アコーの会員プログラム「ALL」と6Eとの提携、ならびにインド国内でのアコーブランドの展開に向け、新たに設立されるインターグローブとの共同事業体に関する複数の合意をインドで締結しました。
提携概要
アコーと6Eの提携は、アコーがすでにカタール航空(QR)、エールフランス航空(AF) – KLMオランダ航空(KL)、カンタス航空(QF)、アズール航空(AD)などと展開しているパートナーシップと非常に似た形になるとみられます。
おそらく、マイレージとポイントの両方を獲得できるほか、両プログラム間で相互にポイントを移行できるような仕組みも用意されるでしょう。
6Eのフライト予約ごとに、支出額に応じて「BluChip」というポイントを獲得できます。
会員ステータス:年間の支出額やフライト回数に基づき、会員は3つのティア(Blu 1、Blu 2、Blu 3)に分類されます。
ポイントの利用:獲得したBluChipsは、6Eのフライト予約時に1ポイント = INR1として使用できます。
最大5名の指名者にもポイントを譲渡可能で、年間を通じて制限なく利用できます。
有効期限:BluChipsの有効期限は、最終獲得または利用から24ヶ月後です。
ただし、アクティブな活動があれば、有効期限は延長されます。
アコーとインターグローブの提携では、「自律型ホスピタリティ・プラットフォーム」を通じて、インド国内でアコーブランドのホテル、特にラグジュアリーブランドであるエニスモアを含むブランドの展開が計画されています。
目標は2030年までにアコーブランドのホテルをインドに300軒展開することです。
また、アコーとインターグローブは、ツリーボというホテルチェーンの株主となり、インド国内で「イビス」と「メルキュール」ブランドのホテルをマスターライセンス契約のもとで開発していく予定です。
6Eは、もともとはインドの格安航空会社として知られており、現在は400機以上の航空機を運航し、さらに数百機のエアバス機を発注中です。
まとめ
6Eは一度搭乗したことがありますが、乗る前から「乗りたくない」というのが第一印象。
自分が搭乗した当時はビジネスクラスがなく、優先搭乗もなし。
これからビジネスクラス設定ありの機材を展開していくようですが、それでもできる限り乗らないようにしたい航空会社です。
ヴィスタラ(UK)がエアインディア(AI)と合併したのでAI以外のインドの航空会社となると、実質6Eとスパイスジェット(SG)というこれまた怪しげな航空会社のみ。
大きな会社と提携して、自社の認知度を図っていこうという計画だと思いますが、サービス面が相当改善されるとかどこかのアライアンスに入らない限り、搭乗することはないでしょう。