エア・インディア(AI)の新しいCEO
インド人も乗りたがらない、エアインディア(AI)のタタ財閥による買収がついに完了しました。
タタ財閥は、ヴィスタラ(UK)とエアアジア・インディア(I5)の両社の過半数株式を保有しています。
実はタタ財閥は何年も前にAIの元のオーナーだったので、また経営権を握ることになります。
そして、経営再建を託す新しいCEOを探していたAIが、人選を発表しました。
誰になるのでしょうか?
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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AIの新CEOは
AIが発表した新しいCEOは、İlker Aycıという人。
51歳の彼は、2015年から2022年までターキッシュエアラインズ(TK)の会長を務めていました。
それ以前は、トルコ首相府投資支援・促進庁の長官を務めるなど、トルコ政府でいくつかの役割を担っていました。
TKはご存知の通り、世界の多くの国に飛んでいる航空会社です。
新CEOがTKで学んだことをAIで活かすことができるでしょうか?
タタ財閥の会長も、
「彼がエア・インディアを新しい時代へと導いてくれることを嬉しく思います」
とかなり期待しているようです。
まとめ
AIでの新CEOの仕事は、TKでの業務よりも大変になるであろうことは容易に想像がつきます。
AIはそろそろ、新しい機材や新しい機内体験を生み出さなければいけないと思います。
自分はAIに搭乗したことはありませんが、インドのフラグシップキャリアが、その国民から避けられるというのは、よっぽど酷いのではないかと想像してしまいます。
ユナイテッド航空(UA)のマイレージを利用してどこかへ行く際も、インド乗り継ぎ・AIを利用してのフライトは最優先で避けてしまいます^^;
新CEOが前に勤務していたTKは自分もよくお世話になっています。
自分のスターアライアンス修行には欠かすことができず、イスタンブール空港(IST)も自分にとってはとても重要です。
2020年も、TKに搭乗してトルコへ行きました。
TKが就航路線をどんどん拡大していったのと同様に、AIも就航路線がどんどん増えていくのでしょうか。
デリー(DEL)やムンバイ(BOM)が世界のハブ空港として機能する日が来るのかもしれませんが、BOMに関しては、あのいい加減な乗り継ぎエリアでは難しいと思います・・・。
Business Class Review : シンガポール航空(SQ) SQ421(ムンバイ(BOM) – シンガポール(SIN)) Airbus A350-900
新CEOにはぜひ、空港での体験も改善してもらいたいと思います。
期待しましょう。
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