スターアライアンスメンバーのエーゲ航空(A3)は、ラウンジアクセス規則を変更しました。
　
どのような変更なのか、お伝えします。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ルール変更概要

スターアライアンスゴールドメンバーがゴールド会員以外の同伴者と旅行する場合、アテネ空港(ATH)のA3のシェンゲン域内ラウンジを利用できなくなり、代わりにGoldair Handlingラウンジを利用する必要があります。
　
このラウンジは、プライオリティ・パス保有者でも利用できるため、混雑が予想されます。
　
追いやられる感じですね。
　
A3ではこれに伴い、ATH発の国際線に500ボーナスマイル、国内線全都市に200ボーナスマイルを追加で付与します。
　
A3のアテネ発便を利用するスターアライアンスゴールドメンバーは、Goldair Handlingラウンジの代わりにルフトハンザラウンジを利用できます。
　
国内線および短距離国際線の多くは、エーゲ航空の子会社であるオリンピック・エア(OA)が運航しており、スターアライアンスメンバーではありません。
　
OAフライトを利用するスターアライアンスゴールドメンバーは、ラウンジの利用などの特典を受けることができません。
　
ただし、A3のMiles+Bonusのゴールド会員は、OAフライトで手荷物許容量の追加やラウンジの利用など、A3独自の特典を受けることができます。
　
LHのラウンジは、スターアライアンス、A3ゴールドにかかわらず、OAの運航便では利用できません。

まとめ

A3はATHを拠点としており、ギリシャ国内および国際的な路線網を運航しています。
　
国内ではテッサロニキ(SKG)、ヘラクリオン(HER)、ロドス(RHO)などの主要都市や島々への便があります。
　
また、ヨーロッパ、中東、北アフリカなどへの国際便も提供しています。
　
今回のルール変更は、ATHのラウンジが利用客の許容数を超えることが常態となっていたため、その数の緩和を図るものです。
　
この取り決めがいつまで続くかは不明ですが、どの空港でもより広いスペースを調達してラウンジを作るには時間がかかるでしょう。
　
A3のゴールドメンバーは、ゴールド以外の同伴者とOA便を利用する場合、LHラウンジが選択肢に入らないため、プライオリティパスなど他のラウンジアクセス方法を利用することにしなければいけません。
　
この手の変更は、遅かれ早かれ全日空(NH)にもやってくるでしょう。
　
スターアライアンスは色々大変ですね。