フィンエアー(AY)の新しいビジネスクラスシート
先日のステータス購入で話題となったフィンエアー(AY)。
さすが北欧デザインということで、ラウンジからビジネスクラスシートまで、とてもかっこいいと思います。
Lounge Review : ヘルシンキ空港(HEL) フィンエアー(AY)ラウンジ プラチナウィング(Platinum Wing)
Business Class Review : フィンエアー(AY) AY73 ヘルシンキ(HEL) – 成田(NRT) Airbus A350-900
そのAYが、新しいビジネスクラスシートを発表しました。
とても期待が高まりますね。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
[toc]
新しいビジネスクラスシート
AYのエアバス A330とA350の全機種に搭載される2つの全く新しいデザインは、長距離路線用キャビンの完全リニューアルとなります。
新しいシートは従来のシートとは異なり、リクライニングしない代わりに、シート全体がひとつの空間となり、自分だけの空間を作ることができるそうです。
自由に座ったり寝転んだり、オットマンで足を休めたり、レッグレストとフットレスト部分(AYはこれを「インフィルパネル」と呼んでいます)を持ち上げて、マリメッコのマットレスと布団でフルフラットのベッドとして利用できる居心地のよい空間です。
座席はリクライニングしませんが、前の座席の棚の下にあるくぼみに足を入れることができるライフラットベッドを備えています。
各ソファには18インチのHDビデオスクリーンが設置されています。
また、読書灯、Do Not Disturbライト、時差ぼけ対策用の機内照明を兼ねた特注のLEDランプがあり、睡眠時には機内の照明を落としてオーロラを見ているような感じで過ごすこともできます。
1-2-1レイアウトの中央席は、1つにくっつけられるわけではありませんが、シート間の仕切りを下げることで、同乗者と一緒に移動することが可能です。
ビジネスクラスの乗客は、「モダンなビストロ・スタイルの最大6品のコース料理ともう1品の軽食」を楽しむことができ、機内メインエントランスのリフレッシュメント・エリアでは飛行中の軽食も用意されています。
シートのデザインをしたロンドンのTangerineは、AYのビジネスクラスシートだけでなく、機体の先端から尾部までの内装を見直し、「北欧の自由」の感覚を取り入れたスタイリングを監修しています。
クリーム色、白、淡い青といったおなじみの色調から、AYの「モダンプレミアム」ブランド刷新の中心であるダークブルーをベースに、シルバー、シャンパンゴールド、ブラックをアクセントにした豊かな色調へと劇的に変化し、AYが「はっきりとした北欧の客室デザイン」と表現しているように、このようなデザインになっています。
まとめ
AYは、すべてのエアバス A330およびA350機材に新しいビジネスクラスとプレミアムエコノミーシートを装着するために、3種類のキャビン構成で2023年末までの期間を要すると見込んでいます。
A350:30席の小型ビジネスクラス、26席のプレミアムエコノミー、265席のエコノミー
A330は、ビジネスクラス28席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー230席
現在のシート数はA350が46席、A330が32席で、いずれも現在よりビジネスシートは少なくなっています。
これは、AYがビジネスクラスよりもプレミアムエコノミーがはるかに適しており、収益性が高いことを証明できるモデルである、と発表したものに基づく数字となっているようです。
このシートは是非一度体験したいと思っていますが、よりコストを抑えて搭乗できるよう路線を選んで航空券を購入したいと思います。
LEAVE A REPLY