旅をするのに、暑すぎるのも寒すぎるのも好きではありません。
ヨーロッパの春のショルダーシーズンは、まさに「ちょうどいい」と言えます。
日本にはゴールデンウィークという1週間程度の休みがあり、ちょうどヨーロッパの「ハイシーズン」である夏の旅行シーズン前、3月・4月・5月の「ショルダーシーズン」に当たります。
冬休みと混雑する夏の間のこのオフピーク時期に旅をすれば、ハイシーズンの人混みを避け、夏の猛暑をスキップでき、しかもたいていはお得に旅行できます。
春の旅行を計画中ですか? ヨーロッパでショルダーシーズンにお勧めの行き先を紹介します。
パリ
春のパリ旅行は目新しい話ではありません。
でも、それにはちゃんと理由があります。通りには桜やさまざまな花木が並び、チュイルリー庭園をはじめとする庭園は花盛り。
街全体が何とも言えない魅力に輝きます。
また春は、パリを拠点に郊外へ足を延ばすのにも最適な季節です。
ベルサイユ宮殿はいつ訪れても混雑していますが、代わりにおすすめなのがヴォー=ル=ヴィコント城。
ベルサイユよりも古く、実際にそのモデルとなった城です。パリから電車で約30分、3月中旬に再オープンし、約100エーカーの庭園と森が鮮やかな緑に包まれます。
特におすすめなのは、5月中旬から始まるキャンドルナイト。星空の下で過ごす夜は格別です。
もう一つのおすすめ日帰り先はジヴェルニー。
モネで有名な庭園は4月1日にシーズンオープンし、パリから電車で約45分です。
また、ブルゴーニュ地方も電車で90分以内。1112年創建の歴史あるシャトー・ラ・コマレーヌでは、今春ホテル兼ワイナリーとしてオープンし、春のワインテイスティングや美食が楽しめます。
セビリア
夏のセビリアは酷暑ですが、春はまさにちょうど良い感じ。
オレンジの花が香り、広場は夜遅くまでにぎわい、気温も摂氏20度台後半程度で快適です。
4月21日〜26日には「フェリア・デ・アブリル」が開催され、フラメンコ、音楽、闘牛、花火、屋台料理など、アンダルシア文化を祝います。
アルカサルやセビリア大聖堂といった名所も、猛暑や大混雑がない春のほうが断然快適。
タパス巡りや屋上バーでの一杯も楽しめ、ショルダーシーズン旅行にぴったりの街です。
アムステルダム
このリストで唯一、春のほうがややにぎわう可能性がある街。それはチューリップの最盛期だからです。
4月中旬から5月上旬にかけて見頃を迎え、郊外のキューケンホフ公園では色とりどりの花が咲き誇ります。
市内でも暖かい日が増え、運河沿いのカフェやテラスが活氣づきます。
それでも夏よりは混雑が少なく、国立美術館やアンネ・フランクの家も比較的入りやすいです。
運河クルーズやサイクリングにも最適な季節です。
アルガルヴェ
晩春に訪れたくなる理由は二つ。
「イワシの季節」です。
ポルトガルの人氣料理であるイワシの炭火焼きが5月からメニューに登場し、混雑もまだ本格化していません。
気温は20度台半ばで、断崖絶壁や黄金色のビーチ、白壁の町並みをハイキングするのに最適。
ベナジル海食洞へのボートツアーもおすすめです。
ドゥブロヴニク
旧市街をゆっくり歩きたいなら、ショルダーシーズンが最適。
夏はクルーズ船客で大混雑しますが、春なら海水浴、山頂からのアドリア海の絶景、旧市街の城壁沿いの散策も快適です。
コルチュラ島へのセーリングや郊外でのワインテイスティングも、春の日差しの下で格別です。
まとめ
春のヨーロッパは、混雑を避けつつ、気候・景色・体験すべてが「ちょうどいい」ベストシーズン。賢く旅するなら、ショルダーシーズンが断然おすすめです。
自分は今年は6月に訪れる予定ですが、5月は確かにちょうど良い感じ。
逆に、イギリスまで行ってしまうと朝晩は寒いので防寒具が必要です。
