ITAエアウェイズ(AZ)がスターアライアンス入りするようです
イタリアのITAエアウェイズ(AZ)は2025年、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)や全日空(NH)、シンガポール航空(SQ)、ユナイテッド航空(UA)といったメンバーがいるスターアライアンスに加盟する予定です。
倒産したアリタリア航空の後継航空会社として2021年に就航したAZは、2024年12月現在スカイチームに所属しています。
ついにルフトハンザグループが株式取得を完了させたようです。
航空会社の入れ替わりが激しいですが、詳細をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
AZはルフトハンザグループへ
欧州委員会が、ルフトハンザグループによるITAエアウェイズ(AZ)の株式41%の取得を承認しました。
また、AZはアライアンスへの意欲を隠しておらず、2024年初めには「近い将来スターアライアンスに加盟することを目指している」ことを明らかにしていました。
AZはまた、マイレージプログラム「ヴォラーレ」を閉鎖し、LH、スイスインターナショナルエアラインズ(LX)、オーストリア航空(OS)などルフトハンザグループの強力なマイレージプログラム「マイルズ&モア」に切り替える予定です。
ですが、AZがマイルズ&モアを採用し、スターアライアンスに加盟する前であっても、LHによる3億2500万ユーロの買収契約が完了次第、ビジネスクラスの乗客、ヴォラーレ・クラブ・プレミアムおよびヴォラーレ・クラブ・エグゼクティブ会員にラウンジの利用を提供するとしています。
「ヴォラーレ・クラブ・プレミアムとヴォラーレ・クラブ・エグゼクティブの会員は、ルフトハンザとの3億2,500万ユーロの株式譲渡契約が完了次第、ラウンジを利用できるようになります。
まとめ
以前AZは、ステータスマッチを行っていました。
他の航空会社のステータスを持っていればAZのエグゼクティブステータスを獲得することができました。
このエグゼクティブステータスが、Miles & Moreではどのステータスに移行されるのかが興味深いところです。
そのままMiles & Moreの最上位ステータスであるHON Circleにスライドされるとはちょっと考えにくいので、1つ下のセネター止まりかな、という想像をしています。
セネターステータスを持っていれば、LXファーストクラスが予約できるようなので、これは自分もとても興味があります。
とりあえず、AZがスカイチームにいる間にFlying Blueの修行としてAZに搭乗し、AZのラウンジを利用してみたいと思います。