ワンワールドメンバー以外のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の提携航空会社
AviosハンターのPAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、ワンワールドメンバーの航空会社以外の航空会社とも、様々な形で提携を行っています。
例えば、アラスカ航空(AS)とはマイレージの提携を行っているし、Comair(MN)は南アフリカにおけるBAの子会社です。
今日はこのうち、コードシェアの提携を行っている
・ブエリング航空(VY)
・エア・バルティック(BT)
・エアリンガス(EI)
について、ちょっと掘り下げてみたいと思います。
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EI概要
エアリンガス(EI)はアイルランドの航空会社で、ダブリン(DUB)を拠点にしています。
自分がとても注目している航空会社の一つなんですが、BA修行の際はかなりお世話になるでしょう。
EIに関する記事は、こちらをどうぞ。
BT概要
エア・バルティック(BT)はラトビアの国営航空会社で、リガ(RIX)を拠点にしています。
かつてはスカンジナビア航空(SK)のグループ会社で、マイレージプログラムもSKのEuroBonusを採用していましたが、今はPINSというマイレージプログラムを独自に展開しています。
VY概要
ブエリング航空(VY)はスペインのバルセロナ(BCN)を拠点にしている航空会社で、BAやイベリア航空(IB)のホールディング会社、IAGの傘下にある航空会社です。
マイレージプログラムは、Puntoといいます。
ただ、VYフライトでIBのIberia Plusに加算することも可能なので、結果的にBAのAviosを貯めることができますね。
イベリア航空(IB)のAviosをブリティッシュ・エアウェイズ(BA)に移行する方法
BAとの関わり具合
これらの航空会社をなぜPARがとりあげたかというと、ワンワールドメンバーではないこれらの航空会社を利用する際も、条件付きでラウンジが利用できるからです。
コードシェア便ということは、BA便名が付いているということ。
実際に運航される機材は上記3社であっても、「BA便名で」購入することで、条件付きでBAラウンジも利用できるんです。
ちょうど、ANA(NH)の上級会員が、コードシェアの提携を行っているスターフライヤー(7G)運航のフライトを利用する際に、航空券にNH便名が記載されていればANAラウンジを利用できるのと同じ状態です。
またBAは最近、ガトウィック空港(LGW)のターミナルをNorthからSouthに移動しました。
ちょうどこれら3社が全てSouthにいるというのも、理由の一つです。
ラウンジアクセス
さて、コードシェア便としてBA便名・オペレーティング(運航)は上記3社で発券された航空券を持っている搭乗客、特にBA上級会員(シルバー以上)は、BAのラウンジへ入ることができるんでしょうか?
これが現状のルールです。
BAシルバー会員
BAラウンジへは入れません。
BAゴールド会員
BAラウンジへ入ることができます。
さすが、ゴールドメンバー。
ただし条件があって、同行者を伴うことはできません。
また、BA便名の付いているコードシェア便であっても、BA便名ではない航空券を購入してしまった場合(EI便名など)には、ラウンジへ入ることはできませんので注意が必要です。
つまり、
・BAゴールド会員
・BA便名の航空券を持っている
という条件を満たす場合に、BAラウンジへ入ることができます。
EIのLON発着のフライトには例外がある
EIはLHR発のフライトもありますが、出発はターミナル2です。
実は、LHRのターミナル2にはEIのラウンジがあるんです。
そして、BAシルバー会員・ゴールド会員は、BA便名の航空券を持っていなくてもEIラウンジを利用することができるんです。
一番安い運賃でも大丈夫です。
これは、かなり重要ですね。
LGW発のフライトもありますが、LGWにはEIラウンジはありません。代わりにNo1 Loungeを利用することができます。
※ちなみに、このNo1 Loungeはプライオリティ・パスでも利用ができます
また同様に、ダブリン(DUB)のEIラウンジも利用が可能です。
ただしこれにも条件があって、
・ロンドン(LHR/LGW)発アイルランド行
・アイルランド発ロンドン(LHR/LGW)行
のフライトでないと利用ができません。
なので、DUBからマンチェスター(MAN)へ行くときなんかは、DUBのEIラウンジは利用できないことになります。
ちなみに、LHRから行くことのできるアイルランドの都市は
・ダブリン(DUB)
・コーク(NOC)
・シャノン(SNN)
・ベルファスト(BFS)(北アイルランドですが)
で、LGWから行くことのできるアイルランドの都市は
・ダブリン(DUB)
・コーク(NOC)
となっています。
※As of 07JUL17
まとめ
同じIAGグループということもありますが、特にBAとEIのつながりは強いですね。
EIはこれからきっとBA修行で多用することになると思うので、積極的にBA便名での購入をしてラウンジに入りたいです。
修行は楽しくしたいと思っているので、イギリス国内空港を制覇したら次はアイルランドの空港制覇ですかね 😀
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