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ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のステータスカウント開始月が統一されます(2025年から)

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のステータスカウント開始月が統一されます(2025年から)

2025年より、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はマイレージプログラム・エグゼクティブクラブの会員年度を変更します。
 
これにより、すべての会員のティアポイントの実績カウントが4月1日からとなります。
 
今後は、すべての会員年度が3月31日に終了し、すべてのティアステータスが4月30日に調整されます。
 
自分もBAでワンワールドエメラルドステータスを維持しているので、詳細に調べてみました。
 
日本人初の BoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

変更の理由

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は「シンプルさ」を理由に今回の変更に踏み切ったようです。
 
ただ本当の理由は、将来的にBAとイベリア航空(IB)のティアポイントシステムを統一する前に、すでに4月から3月の会員年度を使用しているIBとBAのシステムを合わせるためだと言われています。

現在のBAティアポイントの仕組み

2024年2月現在、ティアポイントの実績カウント開始月はBAのマイレージプログラムに入会した日を基準としています。
 
ティアポイントは入会記念月の8日目にリセットされます。
 
自分の例で言うと、10月に入会したので、毎年10月8日にリセットされます。

今後のティアポイント加算年について

2025年より、BAは全会員のティアポイント実績カウント開始月を統一します。
 
4月1日に始まり3月31日に終わるイギリスの会計年度(日本もそうですね)に合わせる選択をしました。
 
つまり、この期間内にブロンズ、シルバー、ゴールドステータスの資格を得るのに十分なティアポイントを獲得する必要があります。
 
この変更は2025年4月1日に行われます。

2024年3月31日までのステータス獲得(現行)

2024年の3月31日までにステータスを獲得された方は、現行の枠組みで扱われます。
 
ティアステータスは、現在持っているティアポイントが加算される年の残り1年間と、その翌年の1年間存続し、入会日によって異なります。
 
例 :
ステータスカウントの締めが2024年7月8日までだった場合
 
3月上旬に600ポイントを超え、BAシルバーの資格を得たとしましょう。
 
年度の残り(2024年7月)とさらに12ヶ月間シルバーのままです。
 
これ以上ティアポイントを獲得しないと仮定すると、2025年8月31日までシルバーです。

2024年4月1日から2025年3月31日までのステータス獲得(移行期間)

2024年4月以降、12ヶ月間の移行期間が設けられます。
 
重要なことは、2025年3月8日までは旧制度でステータスを獲得し続けることができるということです。
 
2024年4月1日から2025年3月31日までの間に獲得したステータスは、2026年4月30日まで有効です。
 
例 :
ステータスカウントの締めが2024年12月8日だった場合
 
2024年11月下旬に1,500ティアポイントを超え、ゴールドの資格を得ましたとします。
 
移行期間中に獲得したステータスは、ジェーンのコレクション年度にかかわらず、2026年4月30日まで有効です。

2025年4月1日以降のステータス獲得

2025年4月1日以降は、2024年4月1日から2025年3月31日までに獲得したティアポイント数に応じてステータスを獲得できます。
  
例えば、現在11月8日にティアポイントカウントがリセットされる人の場合、
 
・現在のティアポイント獲得年度は、2024年11月8日まで通常通り継続されます
・次回のポイント獲得期間は2024年11月9日~2025年3月31日となります
・ティアポイントの調整が入り、2024年4月1日~11月8日の間に獲得されたティアポイントは、2025年4月1日以降のティアステータスに加算されます
・移行期間中に獲得したティアステータスは、2026年4月30日に失効します
 
例えば、2024年10月8日に終了する現在の会員年度ですでにゴールドステータスを獲得している場合、そのステータスは2025年11月30日まで有効です。2025年4月30日まで短縮されることはありません。
 
ただし、「ソフトランディング」期間は短縮されます。
 
上記の例では、ブリティッシュ・エアウェイズが2025年11月30日までゴールドのステータスを維持することを認めているにもかかわらず、シルバーへのソフトランディングは2026年4月30日までであり、2026年11月30日までではありません。

まとめ

BAの変更は、より分かりやすくなることを意味します。
 
入会記念日に応じて12通りの会員年数が設定されるのではなく、全員の会員年数が同じ日に始まり、同じ日に終わることになります。
 
この変更により、BAはイベリア航空(IBAと連携することになり、また、両プログラムが同じプラットフォームに移行されれば、すべてを機能させるために必要なITバックエンドも簡素化されるはずです。
 
BAのFAQページはこちらです。
 
https://www.britishairways.com/content/executive-club/faqs/tier-point-collection-changes?clickref=1011lydSv3TV&DM1_Channel=AFF&DM1_Campaign=UKI_GB_EN_PHG_ALWAYSON&DM1_Site=PHG&dclid=CLWW_-WuloQDFY5SwgUdHF4ExQ
 
ちょっとわかりづらいかもしれないので、2024年5月に都内でワンワールドセミナーを開催する予定です。
 
その中で、徹底的に解説したいと思います。

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