デルタ航空(DL) 提携航空会社フライトでの獲得マイレージ数を変更(2018年版)
米系航空会社3社は、自社フライトでのマイレージは支払った額に応じて獲得できるように、近年変更となりました。
一方で、提携航空会社のフライトにおいては、従前通りの
移動距離 x ブッキングクラスに応じた積算率
という計算式でマイレージを獲得できます。
そんな中、デルタ航空(DL)が提携航空会社フライトで獲得できるマイレージの、ブッキングクラスの積算率を2018/1/1搭乗分から変更します。
DLはいつも急に変更を行うんですが、今回は予告がありました^^;
改悪/改善どちらもあったようです。
少し深掘りをしてみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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提携先にも「差」がある
変更後のマイレージチャートは、以下のページから確認することができます。
https://www.delta.com/content/www/en_US/skymiles/earn-miles/earn-miles-with-partners/airlines.html
ページをご覧いただくとわかる通り、提携航空会社の中でもグループ分けがされています。
上から順に、DLとの繋がりが強い -> 弱い(DLが好き -> 嫌い)の順となっています^^;
スカイチームの中でも、結構温度差がありますね。
Group 1には、DLの資本が少なからず入っていたり、ジョイントベンチャーを行っているところが並んでいます。
その分、マイレージ積算率も優遇されているイメージです。
グループ毎に、主な航空会社のチャートを見てみたいと思います。
Group 1
例えばKL。
こちらが、2017年。
こちらが、2018年。
エコノミークラスのK, Wクラスが加算率100%になっています。
また、ビジネスクラスに搭乗した際のボーナスマイレージの加算率も上がっています。
一方でVSは、例えばVクラスでのマイレージ加算率が50% -> 25%に改悪されています。
こちらが、2017年。
こちらが、2018年。
Group 2
日本にはあまり馴染みのないスカイチームばかりですが、こちらは軒並み改悪となっています。
ビジネスクラスのボーナスがカットされたり、エコノミークラスの積算率が下がってしまったり。
散々です。
Group 3
こちらには、日本にも馴染みの深い航空会社が名を連ねています。
例えばCI。
こちらが、2017年。
こちらが、2018年。
Mクラスの加算率が上がった一方で、ビジネスクラスのボーナスマイレージがなくなっています。
Group 4
KEがGroup 4 にいるのは、KEとは以前ケンカをしたので現在はGroup 4なんでしょうが、最近DLはKEとジョイントベンチャーを立ち上げたので、これからこのGroupの上位に上がってくるかもしれません。
KEに関しては、今回変更はありませんでした。
まとめ
自分は積極的にはDLマイレージを貯めておらず、スカイチームメンバーに搭乗したとしても別の航空会社に加算するのであまり影響はありませんが、改悪となってなげいている方もいらっしゃるかもしれません。
一方で、AF/KLによく搭乗し、かつマイレージをDLに加算している方にとっては改善となりましたね。
ところで、なぜPARはスカイチームメンバーのフライトをDLに加算しないのか。
それは、他に魅力的なマイレージプログラムを持つ航空会社があるからです。
それらの航空会社は、DLなどのスカイチームメンバーだけでなく、他のアライアンスに属している航空会社とも提携をしています。
ちょっと貯めるのが難しかったりするんですが、貯めたマイレージはとても効率良く利用することができます。
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