エミレーツ航空(EK)の送迎サービスルールが改悪(2019/3/1から)
サービスの良さが持ち味のエミレーツ航空(EK)ですが、少しずつ改悪が押し寄せています。
2019/3/1から空港と指定した場所の送迎サービスについて、改悪となります。
その詳細をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ルール変更概要
今回の変更以前は、送迎サービスは
・有償でビジネスクラス以上の航空券を購入した場合
・EKマイレージでビジネスクラスを予約した場合
・有償でエコノミークラスを購入し、EKマイレージでビジネスクラスへアップグレードした場合
上記の場合に利用可能でした。
自分が以前初めてEKに搭乗した際は
・EKマイレージでビジネスクラスを予約した場合
に当てはまったので送迎サービスを利用できました。
Business Class Review : EK751(DXB – CMN) Airbus A380-800
ですが、今回の変更で
・EKマイレージでビジネスクラスを予約した場合
・有償でエコノミークラスを購入し、EKマイレージでビジネスクラスへアップグレードした場合
については送迎サービスの対象外となり、有償でビジネスクラスの航空券を購入した場合にのみ利用できることとなります。
ただ、例えば往復便などで2019/3/1以前に往路のフライトがあり3/1以降に復路のフライトを特典航空券で予約していたような場合には、復路のフライトについても引き続き送迎サービスの利用は可能です。
送迎サービス利用条件は、こちらのページをご覧ください。
https://www.emirates.com/uk/english/experience/chauffeur-drive/terms-and-conditions/
送迎サービスの歴史
以前は、EKの提携航空会社マイレージでEKビジネスクラスを予約した場合も送迎サービスが利用できていたのですが、こちらは2015年に廃止されています。
この時点ですでに、有償航空券については
・エミレーツ航空(EK)フライト
・カンタス航空(QF)便名のEK運航フライト
のみが送迎サービスの対象となっていたので、2019年1月の時点でも例えば日本航空(JL)便名の共同運航便やマレーシア航空(MH)便名の共同運航便の場合は送迎サービスは利用できません。
まとめ
EKも徐々に、お金持ちじゃないと優遇されない航空会社になりつつあるような気がします。
EKマイレージも使い道はいくつかあるのですが、これもそのうち改悪されるでしょう。
豪華なサービスの裏側では、こういった徹底した効率化とコストダウンが粛々と行われているということですね。
来るべきエティハド航空(EY)との合併に向けて、身の回りを整理しているんでしょうか?!
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