エミレーツ航空(EK)の受託手荷物に関するルールが改悪(2019/2/4発券分から)
エミレーツ航空(EK)が、またコスト削減に取りかかりました。
先日、空港の送迎サービスの対象を絞る改悪を発表したばかりですが、
エミレーツ航空(EK)の送迎サービスルールが改悪(2019/3/1から)
今度は受託手荷物に関する改悪です。
この改悪を少し掘り下げてみたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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改悪概要
今回の改悪ですが、エコノミークラスの「Special」運賃を購入した搭乗客は、受託手荷物の容量制限が20kgから15kgへと削減されます。
同じくエコノミークラス「Saver」運賃を購入した搭乗客は25kgから20kgへと削減されます。
ビジネスクラス、ファーストクラス搭乗客に関しては変更なしです。
2019/2/4発券分から適用となります。
ちなみに、容量制限は「kg」なので、その容量を超えない限りは「個数」には制限がありません。
理論上は、何個でも預けられることになります。
ただし、アメリカ発着のフライトとアフリカ発のフライトについては例外的で、
・「Special」運賃 : 23kg以下の手荷物1つまで
・「Saver」以上の運賃 : 23kg以下の手荷物2つまで
となります。
まとめ
今回EKはエコノミークラスを対象に改悪を行いましたが、今後はプレミアムエコミークラスやビジネスクラスといったキャビンクラスにもメスが入る可能性は十分あります。
航空券を予約する予定があった場合には、早めにどうぞ。
ちなみにEKは数多くの以遠権フライトも運航していますが、この路線も頻繁に見直しがされていて、2019/6/1でバンコク(BKK) – シドニー(SYD)間の以遠権フライト(EK418/419)がなくなってしまいます。
また、ドバイ(DXB) – パース(PER)路線の運航頻度も少なくなることが決まっています。
新しい機材がどんどん出てくる一方で、既存の素敵な機材もどんどんなくなっています。
飛行機も消耗品とはいえ、お気に入りの機材がなくなってしまうのはとても悲しいですね。
A380がなくなってしまう時がきたら、その最終フライトには乗ってみたいと思います。
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