エティハド航空(EY)がエアバス A380をムンバイ(BOM)に就航させます
先日、エティハド航空(EY)がシンガポール(SIN) – アブダビ(AUH)線をエアバス A380で運航するとお伝えしましたが、さらにEYは、ムンバイ(BOM)への就航20周年を記念し、4ヶ月間の特別期間としてBOMへエアバスA380型機を配備し、インドとの長年のつながりを称えることになりました。
利用できるチャンスがあるのか、深掘りをしてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
EYの計画
EYは2024/9/1から2024/12/31まで、アブダビ(AUH) – ムンバイ(BOM)間を週3便運航します。
2004/9/26のBOMへの初就航以来、EYとインドの関係は深まっています。
EYは2024年8月現在、アブダビとインドの11都市を結ぶ直行便を運航しており、今後もさらなる拡大を計画しています。
EYは最近、インドで運航する国際航空会社として初めてヒンディー語のウェブサイトを開設しました。
EYは4ヶ月間のムンバイ訪問を記念して、A380をテーマとした特別運賃を設定しています。
ファーストクラス運賃はアブダビ-ムンバイ間往復AED8,380、ムンバイ-アブダビ間往復INR190,383です。
片道だと、JPY220,000くらい。
ビジネスクラスは、往復AED2,380です。
EYのエアバスA380は4クラス構成です。
2席 : ザ・レジデンス
9席 : ファーストクラス
70席 : ビジネスクラス
405席 : エコノミークラス
合計486席
「ザ・レジデンス」は、民間機で唯一の3ルーム・スイートで、リビングルーム、ベッドルーム、専用バスルームを備え、EYが「快適さの最高峰」と呼ぶ、最大2名の乗客が宿泊できます。
EYのファーストクラスから「ザ・レジデンス」へのアップグレードは、現金またはエティハド・ゲストのマイルで可能ですが、決して安くはないのでご注意を。
AUH発LHR行の料金は300,000マイルまたはUSD3,000からとなっており、シンガポール路線も同様と考えられます。
EY A380のメイン・ファーストクラスには9つの「アパートメント」があり、一部は隣接するスイートと組み合わせてダブルベッドにすることができます。
ファーストクラスの「アパートメント」は、SQのA380スイートと同様に、独立したシートとベッドを備えています。
このA380型機には旧型の「Business Studio」プロダクトが導入されており、前向きと後ろ向きの座席が交互に配置されています。
ビジネスクラスのA380がボーイング787より優れている点は、足を伸ばしたり、ドリンクを飲んだり、ソファでくつろいだりできるロビーラウンジがあることですね。
特典航空券での予約
EYでAUH – SIN線を予約する際の、各マイレージプログラムの特典必要マイレージ数の一例です。
EY
ビジネスクラス : 70,000マイル
ファーストクラス : 160,000マイル
Flying Blue
ビジネスクラス : 45,500マイル
ファーストクラス : 不可
アメリカン航空(AA)
ビジネスクラス : 40,000マイル
ファーストクラス : 不可
エア・カナダ(AC)
ビジネスクラス : 60,000ポイント
ファーストクラス : 80,000ポイント
まとめ
マイレージでEYファーストクラス予約をするなら、ACかEYですね。
ただ、ACのポイントでファーストクラスが予約できるのは事実上、B787機材で運航されている路線のみな感じなので、A380の予約は難しいでしょう。
アメックスのポイントが有り余っていてEYマイレージに振り分けられる余裕があるのであれば、EYファーストクラス予約に挑戦してみても良いかもしれません。
有償で、3時間半のフライト時間をJPY220,000で買うか。
EYのA380ファーストクラスは2018年以来搭乗していないので、ちょっと調整してまた搭乗したいと思います!
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