航空会社別・マイレージの事後登録方法

先日、コミュニティメンバーのHさんから、マイレージの事後登録についてご質問をいただいたのですが、その際に
コードシェア便は分かりにくくて違う方に事後登録していたことがあります😓(フィンランド航空とJAL)
というお話をいただいたので、早速記事にすることにしました 🙂
マイレージの事後登録をする際の考え方と、主な航空会社のマイレージ事後登録ページについて紹介をしたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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マイレージの事後登録について
マイレージは、予約時に登録を忘れたとしても飛行機に塔乗した後に航空会社に対して申請をすることで加算することができます。
その際に必要なものは、
・搭乗券(eチケット控え)
・搭乗日
・航空券番号
となるので忘れずに取っておきましょう。
特に、旅行代理店のオンラインサイトなどで航空券を予約した場合、マイレージ番号を登録することができないことがあります。
その際は、出発日当日にチェックインカウンターでマイレージ番号を登録してもらうか、フライト終了後に申請することになります。
申請する航空会社はいつでも、マイレージを加算したい航空会社になります。
例えばフィンエアー(AY)の便名が付いているものの実際はJAL(JL)の運航、というような共同運航便であっても、加算したいのがJLの場合はJLに、AY便名として申請することになります。
ちなみに、マイレージの番号は区間ごとに付与することができます。
これは特に、同アライアンス以外の航空会社同士が提携している場合に有効なのですが、例えば、ANA(NH)はエティハド航空(EY)と行っていますが、NHマイレージが獲得できるのは条件があって、NH公式サイトに
※ANA(NH)とエティハド航空(EY)がコードシェアしている上記の区間のみマイル積算対象となります。
という記述があります。
具体的には、アブダビ(AUH) – NRT, AUH – NGO便の搭乗分しか、EY搭乗時のマイレージは付与されないことになります。
AUHから先、例えばロンドン(LHR)へのフライト分は付与されません。
そんな時は、AUH – LHR間のフライトを、EYまたはEYと提携している他の航空会社のマイレージ番号を登録することで、マイレージを無駄なく獲得することができます。
当該航空券を購入した航空会社、または旅行代理店に電話をして、例えば
AUH – LHRの区間に、EYマイレージの番号を登録してください。
といえば、登録をしてもらえます。
電話を受けたスタッフの知識が乏しい場合には、出発日当日、チェックインカウンターで登録をしてもらいましょう。
その際、AUHより先の区間だけ登録をしてほしい旨を伝えるのをお忘れなく。
主な航空会社の事後登録ページ
日本に住んでいる方が加算する可能性の高い航空会社の事後登録ページをまとめました。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
https://www.britishairways.com/travel/retro/execclub/_gf/ja_jp?refevent=bah_ecavsmissing&clickpage=executive-club–collecting-avios–index&kmtag=c&ban=||HC|6×3|LNK1|||||||||L2|||||||
※搭乗から3日後以降
JAL(JL)のフライトに対して事後登録を行う場合は、国内線・国際線を問わずFAXで搭乗券と以下のページの申請用紙、連絡先を送信する必要があります。
https://www.britishairways.com/travel/retro/execclub/ja_jp/_gf/?eId=107008
FAX送信先 :
03-3298-5248
JAL(JL)
・国内線
https://www.jal.co.jp/121/world/ja/CWDC031.html
※搭乗後3日以降6ヶ月以内の事後登録が可能
・国際線
https://www.jal.co.jp/121/jr/int_flight_register.html
※搭乗日から5日後~6カ月以内(日本時間)
エア・カナダ(AC)
https://www.aeroplan.com/helpcenter/contact-us/I-want-to-manage-my-miles-balance/Request-missing-miles
※搭乗日より14日後から申請可能
Flying Blue
https://www.flyingblue.com/claim-missing-miles.html
Miles & More
https://www.lufthansa.com/mediapool/pdf/22/media_707822.pdf
※用紙をドイツに送付しなければいけない、一番面倒くさいパターンです
アラスカ航空(AS)
https://www.alaskaair.com/MileagePlan/retrocredit
※提携航空会社の場合は、搭乗日14日後から申請が可能。
搭乗券(eチケット控え)と航空券番号をメールまたは郵送する必要があります
ANA(NH)
・国内線
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/flightmile/dom/post-register.html
※搭乗後翌日午後以降、6カ月以内
・国際線
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/flightmile/int/post-register.html
※搭乗後3日以降6カ月以内
キャセイパシフィック航空(CX)
https://www.asiamiles.com/am/ja/about/faq/detail?refID=d264b21984f7a210VgnVCM1000000ad21c39RCRD
※搭乗から6ヶ月以内
デルタ航空(DL)
https://ja.delta.com/acctactvty/mileagecredit.action
※搭乗日より7日後から申請が可能
アメリカン航空(AA)
https://www.americanairlines.jp/request-miles/form
※搭乗日より3日後から申請が可能
シンガポール航空(SQ)
https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/ppsclub-krisflyer/earn-miles/claim-missing-miles/
※搭乗日より2-4週間後から申請が可能。
SQまたはシルクエアー(MI)を利用した場合はオンラインで、その他提携航空会社は申請用紙をメールまたはシンガポールへ郵送する必要があります
ユナイテッド航空(UA)
https://www.united.com/web/ja-JP/content/contact/mileageplus/requestmileagecredit.aspx
※搭乗日より16日後から申請が可能
まとめ
航空会社によって事後申請できる期間がバラバラですが、予約時にマイレージ番号を登録しなくても、とりあえず申請はどの航空会社でも可能です。
どの航空会社に加算するべきか迷っている場合、あなたが塔乗した旅程のブッキングクラスを調べてどの航空会社が一番積算率が高いのか確認してから加算先を決めてもいいかもしれませんね。
ブッキングクラスは、eチケット控えに書いてあることがほとんどですが、わからなければ航空会社または購入した旅行代理店で確認することができます。