スカイスキャナーの便利な使い方#3(応用編)

航空券を購入する際にとても便利なサイト、スカイスキャナー。
　
今回は、行きたい方面だけ決まっている場合に、その方面へ一番安く行くための方法を紹介します。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
[toc]

Contents

前回までの内容
「いつか行きたい場所」に行こう
いつ行くのが安いのか
まとめ

前回までの内容

・基本編

スカイスキャナーの便利な使い方#1(基本編)

・中級編

スカイスキャナーの便利な使い方#2(中級編)

「いつか行きたい場所」に行こう

自分には「ここにはいつか行きたいなぁ」と思う場所がいくつもあります。
　
同じように「行きたい所リスト」をお持ちの方も多いと思います。
　
そのリストの中から一つピックアップして、そろそろ重い腰をあげてみましょう。
　
例として、自分がいつも気になって、リストの上位にありながらも行けずにいるニュージーランドを挙げてみます。
　
ニュージーランドへは一度行ったことがあるのですが、一度訪れて以来「もう一回行きたい！」と常に想い続けている場所です 🙂

いつ行くのが安いのか

ニュージーランドへ行くにしても、どうせなら安く行きたいですよね。
　
いつ行くのが一番安いのでしょうか？
　
そんな時は、スカイスキャナーの「最安値の月」を選ぶと、1年の中で一番安く行ける月を表示してくれます。

そして、そのまま検索ボタンをクリックすると、オークランド(AKL)へJPY50,000以下で行ける時があるそうです。
(この時点では信じてはいません)

やっぱり航空券代が安いのは、東京初のようですね。

次のページで、カレンダー表示で出発日・現地出発日ごとに一番安い月が表示されます。

2017年8月現在では、ニュージーランドへは9月に行くのが一番安いようです。
　
確かに、南半球では春になるちょっと手前の季節なので、オフシーズンっぽいですよね。
　
また、この結果はグラフでも表示させることができます。

一番安い、9/23を出発日に選択します。
　
そうすると、現地出発日の金額も出てくるようになるので、ここでも最安値に一番近い10/11を選択して、「便を表示」ボタンを押してみます。

すると、2回乗り継ぎでエアアジアX(D7)が確かにJPY50,000以下の結果でした。

乗り継ぎ回数や乗り継ぎの時間を含めた総移動時間が長い組み合わせの航空券代は、価格が安くなる傾向にあります。
　
ただし、この結果はバゲージを預ける料金や座席指定の料金を全く含まない料金なので、注意が必要です。
　
試しに、次に安い航空券を見てみると、マレーシア航空(MH)でした。
　
かなり時間がかかる旅程ですが、まずまずの価格です。
　
自分はここで、この料金で獲得できるマイレージを考えます。
　
この旅程は、ブッキングクラスは「N」です。
(スカイスキャナーにも旅行代理店のサイトにも書いてありませんが、どうやって調べたのか知りたい方はこっそり連絡ください :D)
　
MHのNクラスで獲得できるマイレージは、MHは85%、その他の航空会社はなんと、0%です。
　
ただ安いだけで、ワンワールドの修行には全く使えない運賃です。
　
この時点で、自分はこの航空券は購入しません^^;
　
マイレージのつかないフライトなんて・・・と思ってしまうんですね。
　
ということで、自分が常に憧れているニュージーランドは、結局エコノミークラスでJPY100,000するようです。
　
マイレージを利用した特典航空券なら、同じくらいの価格で往復ビジネスクラスに乗れる方法もあるのに・・・と思ってしまい、結局また行きたいリストから外れることはなさそうです^^;
　
また、前回行けなかったウェリントン(WLG)へも行ってみたいのですが、WLGへ行くよりもAKLへ行った方がだいぶ価格が安い表示でした。
　
であるならば、AKLからWLGまでは別に航空券を購入した方がよいかもしれません。

まとめ

3回にわたってスカイスキャナーの便利な使い方を見てきましたが、「もっとこんな使い方もあるよ」というのをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
　
スカイスキャナー自身も、検索方法や仕様が頻繁に変わるので、常にチェックをしておかなければいけませんね。
　
そして自分は、スカイスキャナーを「航空券の価格をざっとチェックする」ためのツールとして利用しています。
　
実際に航空券を利用するのは別の場所なのですが、PARの航空券購入メソッドについては、2016年10月に開催したマイレージセミナーの中でお伝えしています。
　
少しでも安い航空券を見つけて、少しでもお得に旅をしたいですね！